@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

VB6を使い続けてもかまわない

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。

使えるなら、古い技術でもかまわない

 ジーワンシステム 代表取締役 生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。「VB6を使い続けること」について。

 「新しい技術に価値があるのではなく、その技術で何ができるかに価値があるのだから、わざわざ新しい言語を使わなくてもいい」と生島氏は語る。

 新しいことに挑戦するリスクを負うか否か。その判断は顧客の要件から考えるべきだ。もし顧客側の利益が同じであるなら、.NETでもVB6でもどちらでもいいと、生島氏は主張する。

Oracle RACからCAP定理を説明する

 現役エンジニア 森俊夫氏よる『クラウドを理解するためのサーバ技術』。今回は「CAP定理のジレンマをOracle RACで理解する」後編。

 データベースは「データの同期化」を行うことが重要なポイントだ。Oracle RACのアーキテクチャとデータベース3大原則についての理解を深めた上で、Oracle RACの4サーバでRACを構成した場合を例に図解する。

 データ検索時の動作と更新時の動作の違いを説明しながら、森氏は「ではOracle RACは、CAPを満たしているといえるだろうか?」と問いかける。P(サーバの台数)の増加は限度がある。C(データの一貫性)を確保しようとすると、ユーザーの要求に対して待ちが発生し、A(システムの可用性)を満たすことができない。「現実的には、CAPそれぞれのバランスを取りながら設計することになる」と森氏はまとめた。

心ない言葉は人を傷つける

 会社初の産休、育休を取った子育てエンジニア  友ぞう氏よる『子育てエンジニアは茨の道!?』。前回のコラムで語った「会社復帰後」の体験についての追記。

 なぜストレス障害になってしまったか、自分を追い詰めてしまったのか。友ぞう氏は「我慢の連続だった。何から手を抜けばいいのか分からなかった」と振り返る。

 必死でギリギリの生活に耐えているときに、誰かが言う何気ない言葉はナイフのように心を傷つける。「言葉で言うことは簡単だが、その言葉によってさまざまな影響を受ける人がいることを考えて、子育てエンジニアに温かい言葉をかけてほしい」友ぞう氏は語った。

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