言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

ダメなヤツはダメとハッキリ言っておくべき

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以前、私は「ドツボにハマる人ほど管理したがる」というコラムを書きました。そのコラムが引用さて別のコラムが書かれていたようで、ちょっと読んでみました。コメントを付けさせて頂きましたが、そのやりとりで、「ダメな人が何をやってもダメ、というのではなく、」と返答を頂きました。この「ダメな人」というのが面白いテーマかと思い、このコラムを書いてみました。

一般的なダメな人と言えば、単に能力の低い人を指すことでしょう。私の考えるダメな人というのは、能力が低い人というより、人格の欠落した人です。人に敬意を示さないとか、人を罠にはめる、積極的に嘘をつくなどです。能力が低いだけであれば周囲への影響は少ないです。人格の欠落した人は周囲を不幸にします。能力が低いだけの人は、私の視点ではダメな人にカテゴライズされません。

本当にダメな人というのは、自分の能力をマイナスの方向に使います。能力や立場が高いことも多いです。そいういう人達は強く言ったところで動じません。むしろ、全力で挑まないと、こちらが悪者にされてしまいます。ダメなヤツにダメと言うことは弱い者いじめではありません。挑戦です。私はコラムをそいういうスタンスで書いています。

ダメな人といっても色々な視点から見ることができます。例えば、単純に能力の低い人、向上心の無い人、組織の和を乱す人・・・と、視点はいくらでもあります。私から見てダメな人でも、別の人から見たら素晴らしい人かもしれません。なので、ダメな人には遠慮無く指摘をしても問題無いと考えます。良くないのは、一つの視点でその人を全人格を判断することです。それは正しい見方ではありません。

ダメな人と思ったら、ダメな部分だけ指摘すればいいのです。そこに感情をのせると正しく事実を見ることができなくなります。あと、ダメな部分の指摘の仕方はそれぞれで工夫してください。言っても無駄な状況であればスルーした方が良かったりもします。相手の欠点の指摘は人格否定ではありません。一番よくないのは、ダメな人イコール悪と考えたり、ダメな人イコール劣る人と考えることでしょう。欠点の指摘は、相手への敬意を忘れずに行いましょう。

Comment(2)

コメント

エゴいエーテル

管理しとけば、上の人に対して管理ちゃんとしてるからいいでしょ?って言えるのは楽だよね。人間楽な方に流れるよね。問題なのは管理の為の無駄な作業をメンバーに強いるような流れなのでは?やったことが自動的に報告、集計されるように努力するのは大事ですね。まごまごしてると助けてくれる人がいて助かっちゃってましたけども…

Horus

> エゴいエーテル さん
確かにそうですね。


ただ、管理云々の話は前に書いたコラムの話題で、今回のコラムのテーマは全く別です。なので、前に書いたコラムへのコメントとして解釈いたします。

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