言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

人見知りと思ってる人が人脈を広げようとしている場面を客観的にみた時の話

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なにやら人脈のキーワードが沸いているようなので、私も一筆かいてみることにしました。私は人脈というより、人間観察をして楽しむ人です。とあるIT業界のイベントで、人脈を構築しようと頑張っていた、おそらく人見知りであろう人を観察したことがあります。その時の話をしてみようかと思います。

とりわけインパクトが強かった方で、学生で起業したという方がいました。この方とはちょっとお話をしたのですが、肩の力の入り方が凄かったです。気合いと目線はオリンピック柔道決勝戦の雰囲気で、力の入り方は初めてのピアノの発表会といった感じでした。私は人見知りをしない人ですが、相手が力が入るとつられて自分にも力が入ることに気付きました。凄いプレシャーでした。

これはどうすれば解消するのでしょう。パッと浮かぶところなら、人に会う前に100m全力ダッシュを五本くらいこなして、肩に入る力も残らないくらいの状態を作ればいいのでしょうか。人見知りでない人にとっては理解できない緊張感があるのはよくわかりました。ただ、振る舞いや服装を見ていてなんとなく緊張する原因が分かったような気もしました。

まず、着ている服が鎧のようにビシっとしていました。髪の毛はぴっちりセットされていて、つけいる隙もありませんでした。話を聞いていても、何らかのしっかりしたポリシーの元で話している感じでした。しかし、肩の力を入れても抜いても自由な場所です。選べる自分のスタイルはいろいろあったはずです。人見知りする人は、無意識に緊張感をもたらす選択をしているのかもしれません。

人見知りしない私は、普段から力の抜けた格好をしいています。女性で言えば、ワイシャツだけピシッとさせて、あとはノーメークのジーパン、ぺたんこの靴みたいな格好です。選ぶ話題にしても、とりあえず相手の長所をいくつか挙げて話してみるようにしています。意図的にこういう選択をしているので、緊張感が生まれにくいです。

人脈を広げたいという正念場で、意識的にゆったりできる選択をとってみましょう。普段から肩の力が抜ける服装や話題をあえて選んでみたり、人の集まる場所でゆったり振る舞えているところを頭の中でシュミレーションしてみてはどうでしょう。普段の行動とイメージは、何か結果をだしたい場面でそのままでてきます。そういう場面に直面する前のちょっとした積み重ねが、きっと大きな変化をもたらしてくれると思います。

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