疲れた身体と心に響く書籍をご紹介

書籍「早く絶版になってほしい#駄言辞典」を読んでみた。つぶやく言葉のその先【第44回】

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ありがとうございます。平岡麻奈です。2021年も後少しとなりましたね。皆様、どのような1年でしたでしょうか。振り返れば色々あったのかもしれませんが、年の瀬になるとなんだか達成感が湧き出てきます。来年の抱負を語ったり、今年の反省など。 この先どうなるんだろう、と悩んだ時期もありましたが、未来は過去の積み重ねでしかない。そして、過ぎたことはどうにもならない、仕方ない。最近そう思えるようになりました。仕方ない→諦める・どうでも良いと済ませるわけではありません。 意識して取り組んでいること、それは【謝る】【反省する】これを、出来る限り、声に出して行う習慣をつけるようにしています。仕事でミスをしたら当然謝る、誰かに迷惑を掛けてしまったら、直接謝る、電話を掛けて謝る。初歩的なことかもしれませんが、【謝るタイミングを逃した】ということがないようにしたいところです。LINEで謝ることも極力避けるようになりました。LINEで謝ったからと言って、後日実際に会って、忘れたかのように振る舞われてしまうと、釈然としない感覚になることが起こり得ます。 【謝る】ことが習慣化されていくと、【感謝を伝える】ことも進んで行えるようになりました。相手が言わないから私も言わない、となれば改善がない。【ありがとう】と一言添えることを習慣化する、言われても悪い気はしないだろうと感じます。

今年も沢山の書籍を読んできました!色々なジャンルがありますが、書籍は新しい目標を立てるためには非常に有効だと感じます。何から始めたらいいだろう?とりあえず書店に行ってみよう!となれば、初心者向けの書籍を見つけてみたり、自身の可能性が広がります。最近好き好んで購入する書籍は、【言い回し】であったり【熟語】などがズラッと並ぶ辞典のような書籍です。日常生活で使わないから必要ない、と感じますが、敢えて使わない知識を頭に入れておくことって、ふとした時に役立つかな?と思い、知識を貯蔵する毎日です。また、人それぞれ【日常】は異なります。表現豊かな日常生活を送る為にも自分の【日常】は自分で変えるしかないなと感じます。やりたいことばかりが先行しながらも、振り返れば学生時代、国語・数学・理科・社会と、同時に勉強していたことを思い出し、我ながらよくやっていたなと感心します。

【言葉】に対して興味のある私ですが、2021年、最後に購入した書籍をご紹介します。この世界、素敵な【言葉】だけではございません。エンジニアライフコラム「平岡麻奈のちょっと一息」の第44回は、日常を豊かにする道具【言葉】の使い方に関する1冊をご紹介します。

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早く絶版になってほしい#駄言辞典

日経×WOMAN編
https://www.amazon.co.jp/dp/4296109472


今回のテーマは【駄言】。 まず!傷つくであろうフレーズが満載です。これは2020年11月、日本経済新聞が紙面にて

心を打つ「名言」があるように、心をくじく「駄言」(だげん)もある。「#駄言辞典」を付けて、駄言にまつわるエピソードをつぶやいてください。まとめたものは、絶版を目指して出版します。

という呼びかけから集められた【駄言】です。この切り口がとても新鮮でした。【駄言】とは、『相手の能力や個性を考えないステレオタイプな発言』と示されています。今までは、幸せになれる言葉であったり、人生にプラスになるような名言など、、あくまでも自分を支えてくれるような言葉に出会いたいという視点でした。支えられるような言葉の裏には、必ず心から刺さって抜けない言葉も存在します。その知識が欠けていたと感じました。良かれと思って発した言葉をこの書籍の中に見つけたとなれば、誰かが【駄言】と感じ、心が挫かれている証拠です。また、【駄言】 を知れば時代が解る、とも感じました。書籍の中には沢山の【男女】に関する言葉が並んでいます。女だから〇〇しなさい、〇〇でないといけない、男なんだから〇〇じゃないと、など。もしかするとほんの数年前には【駄言】ではなかったかもしれません。【駄言】には「これっておかしくない?」という時代の流れによる矛盾を明らかにさせる力があります。本書はリスト化されており、あらゆるシーンでの【駄言】を掲載しています。 言葉という道具は非常に便利です。ですが、便利な道具こそ使い方が大切です。

何故、私がもっと沢山言葉を知りたいのか。それは、伝える言葉の選択肢を増やすためです。【すごい!】【最高!】【やばい!】【最悪!】。どのようにすごくて最高なのか、何がやばくて最悪なのか。そして、言葉を受けた側がその言葉をどう捉えるかも考えておきたいものです。その為に、この【駄言辞典】がとても役立ちます。

、、さて、私がこの書籍の中で一番傷ついた言葉を発表します。

「この子は女の子だけど 仕事が好きですよ」P,95

2022年、これからも新しい言葉も沢山生まれてくることでしょう。言葉の数を増やし、表現豊かになりたいものです。女の子でも(女の子って何歳まで?とは問題視しません)仕事が大好き!!来年も宜しくお願い致します。


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