番外編:エンジニアが集まるBARへ行ってみた。言語カクテルと共に【第58回】
平岡麻奈です。11月19日に開催された神戸マラソンに参加しました。マラソンを始めてから、神戸マラソンには必ず出場したいという気持ちがあり、今回抽選に見事当選(良かった、、)、出場権を得ることが出来ました。真夏は氷を首に巻きつけて練習、ゲリラ豪雨に打たれながら家に戻るためにひたすら走るなど、思い出深き夏の日々を思い出しながら本番を迎えました。当日の天気は快晴。マラソン日和とも言える環境の中、なんとか無事にフルマラソンを完走することが出来ました(色々ありましたが辛すぎたので割愛します、、、!)。
何故神戸マラソンへの思い入れがあるかと言えば、学生時代へと遡ります。やはり過ごした時間が長くなり、あらゆる場所に【行きつけ】や【お気に入り】を見つけていくうちに愛着が湧くのでしょうか。10年以上経てば大きく変化している場所もあります。しかし肌で感じる空気の流れや目に映る空の表情というものは変化していないように思います。瞬時にタイムスリップ出来るあの感覚は、これから先も変わることがないはずです。
そんなある日。
素敵な情報が舞い込んできました。
【神戸にエンジニアが集まるBARがあるらしい】
なんだと?!
兵庫県に出向く『理由』を求め、その『理由』になりそうなことに敏感になる、そして前のめりにもなります。更に気になるこの言葉の掛け算。
【神戸✖️エンジニア✖️BAR】
これは行くしかないでしょう!となりました、善は急げ、いざ神戸へ。
三ノ宮各沿線から移動しやすく、北野坂近辺の賑わいを感じながらBARを目指す。夜の時間帯に訪れることが珍しく、山手へ向かう傾斜がなんとも心地良い。
そして、辿り着きました。
その名は【HACK.BAR】
行くしかないでしょう!と意気込みながらも、【BAR】と巡り合う機会の少ない私の日常。とにもかくにも【BAR】で提供されるカクテルに興味があることや(いつもは焼酎しか呑みません)、エンジニアではない私が【エンジニアの集まる場所】で馴染めるのか?を確認したかったことが行動意欲を高めたように感じます。
少し緊張気味に扉を開ける。すると色々な会話が飛び交い、一気に押し寄せてくる一体感を目の当たりにしました。『共通の話題がある』と、何故か直ぐに打ち解けられる。恐る恐る伺う必要のない『〇〇ってご存知ですか?』と始まる深掘りトークの数々。安心感と表現出来る、居心地の良さを提供してくれる場所という第一印象でした。
興味津々であったカクテルを注文。【プログラミング言語カクテル】と、メニューへのこだわりも然り。言語をテーマにすることを思いつくこの斬新さ。『たしかにこの言語、こんな味で鮮やかな色のはずだ!』だなんて会話をしてはしゃぎたくなります。
【エンジニアではない私】は、この空間に居合わせたことで、頭のどこかに描いていた【エンジニア像】が更新されたように感じます。後から知りましたが、私が出向いた時、ちょうどお一人で来られた方々ばかりだったようです。海外からのお客様も来られていたりと(エンジニアが集まるBARがあると知り、Googleマップ検索を駆使されて)、過去に類を見ない、新たな物語の始まりを見ている感覚を覚えました。
後日、代表 井手翔陽様とお話する機会を頂きました。行動に移すスピードの速さと決断力、そして行動を起こしたことへの責任と将来を見据える姿勢に魅力を覚えました。リモートワークが続々と増え続け、人との関わりに変化が訪れている最中。移動が無くなったから楽だねー、なんて言いながら働く時間が短くなったわけでもなくダラリと過ごしてしまっていた過去を思い返します。画面上では毎日見かけているのに、一年以上も実際に会っていない同じ会社で働く人達。そんなオフラインでの交流が不足している今だからこそ、【HACK.BAR】の存在が光ります。
BARにすら慣れていない、エンジニアでもない私としては、今回はとても背伸びをした行動でしたが、エンジニアの方々が作り出す空間の心地よさを肌で感じ、次回も行ってみようかな?と思わせてくれる場所でした。『エンジニアが集まるBAR』として成長を続ける【HACK.BAR】。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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