Androidのバッテリー激減に悩む
■バッテリーのもちは、モバイル性に欠かせない
今回は、Androidのバッテリーの話題です。筆者はバッテリーのもちを重視しており、「ガジェットのモバイル性」のひとつに挙げています。
モバイル性の要素は他に、「大きさ、重さ」、「画面」、「コンテンツ」を挙げています。
■Androidスマホとタブレットのバッテリーが激減する
先週、Androidのバッテリーが激減するようになって、随分と悩んでしましました。それも、スマートフォン(ASUS ZenPhone5、Android 4.4.2)、タブレット(Nexus7 2013、Andorid 5.1.1)がタイミングを同じくして、バッテリーが激減するようになったのです。タブレットは、朝フル充電して、WiFi、LTE、位置情報をオフにして、1日何も使わずに持ち歩いていただけで、夕方にはバッテリーが20%台になる始末でした。
対策として、バッテリー消費が多いとされるアプリを停止するのはもちろんですが、すべてのアプリを停止しても症状が変わらないので悩んでいました。
いつものように「同じ症状に悩んでいる人が多いに違いない」と信じて、Google先生を頼って検索したところ、やはり同様の症状に悩んで解決を見た方がありました。
■位置情報オフとアプリ停止のタイミングが問題か
筆者が見つけた記事は、「位置情報をオフにしてから位置情報を利用するアプリを停止すると、バッテリーが激減する」というもので、対策はなんと「位置情報をオンにしたままにする」というものでした。察するに、位置情報をオフにしてからアプリを停止すると、システムレベルで延々と位置情報を探し続けてしまうのでしょう。
一縷(いちる)の希望を託して位置情報を常時オンにしてみたところ、バッテリーの激減はウソのように収まりました。
■お勧めの設定は...
バッテリー激減は一応回避できるようになったものの、さらにお勧めの設定を調べてみたところ、「WiFiと位置情報の設定の組み合わせを見直す」という記事を見つけました。WiFiは「スキャンを常に実行する」をオフに、位置情報はモードを「GPSのみ」にするというものです。現在は、これで様子を見ています。
■iOSはよくできていると言えそう
前職ではiPad2 3Gモデルを、モバイル通信を常時オンにして使っていましたが、1日以上たっぷり使えていました。早いもので、退職したのはちょうど1年前のことになります。
とくに設定を工夫した記憶はありません。もちろん、インストール・実行しているアプリや、使い方にもよるのでしょうが、全体としてうまく節電できるようになっていると言えそうです。