【一席二長】
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■原典:
一石二鳥
■意味:
一つの席に二人の長、つまり、ボスがいる状態を指して、まとまる話もまとまらないこと。類義語として、「船頭多くして船山に登る」
■解説:
原点とは関係ありません。席というのは、部長のイスでも何でもかまいません。本来、そこに座るのは一人で十分です。
ところが、二人も座っていると、不要な揉め事のタネをまいている様で、まとまる話もまとまらないことが往々にあります。
●用例:
いや~、古株部長には、まいるよ。
また、何かやらかしたの?
先週も聞いたようなフレーズだけど、その言い方はないだろ。僕もがんばってんだから。
で、どうしたの。
ホカノ産業様に、提案書を作って持っていったんだけど、たまたま別の用事で、槍手部長も来られてて、同席されたんだ。
うわ、すごいことになったわね。
さすがに、お客さまの前ではニコニコされていたんだけど、帰り際に、もう一度精査したいから、明日来てくれって。
お気の毒さま。ところで、一人で帰ってきたの?
お客さまと、古株部長と槍手部長で、接待で宴席だって。
「一席二長」ってか。
ついていってたら、悪酔いしそうね。
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