情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【五十本百本】

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■原典:

 五十歩百歩

■意味:

 五十本と百本では、倍ほど違うという意味。

■解説:

 原点は五十歩も百歩もあまり変わらないということですが、これがプログラムの開発本数となると、倍ほど違うという意味になります。

見積もりが不正確な場合でも、後から追加仕様で膨れ上がった場合でも、色々と使えるでしょう。

●用例:

 

現木さん

いや~、古株部長には、まいるよ。

 

川伊さん

もういいから、早く本題に入って。

 

現木さん

ホカノ産業様の提案の件で、見積もりでは、プログラムが50本ほどだったんだ。

 

川伊さん

へえ、そこそこの規模ね。

 

現木さん

で、見積もりを提出した後で、上位システムや、会計システムとの連携などで、結局100本くらい必要なことが判ったんだ。

 

川伊さん

それで、古株部長は、何ておっしゃってるの?

 

現木さん

もう稟議も起こした後だから、納期もコストも何とかしろって。

 

川伊さん

50本と100本じゃ、倍ほど違うのにね。

 

軽井主任

「五十本百本」ってか。

 

現木さん

軽井主任にも、手伝ってもらいますからね。


登場人物と相関図

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