情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【ウッドの大木】

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■原典:

 独活(うど)の大木

■意味:

 ウッド(木)の大木なので、余計な説明が付いて、判りにくくなっていることの例え。

■解説:

 「元旦の朝」とか、「馬から落ちて落馬した」とか、「頭が頭痛します」と同じ系統で、大木の表現にウッドはつける必要がないというときに使います。

●用例:

 

今市課長

現木君、このツギノ機械様の提案書だけど、「この生産管理システムのシステム概要は」とか、「入荷部品の部品検査場所での部品受入検査は」 とか、少しわかりにくい表現になっているから、もう少し簡潔にまとめ直してくれないか。

 

現木さん

前回の提案書レビューのときは、この表現でも何も指摘されませんでしたが。

 

今市課長

人によって、指摘事項は異なるかもしれんが、ある程度は読みやすさも優先してくれたまえ。

 

現木さん

少し書き直してきます。

 

軽井主任

そういうのを「ウッドの大木」っていうんだ。

 

今市課長

おや、軽井君。この前、「頭が頭痛なので病欠で休みます」って、電話かけてこなかった?


登場人物と相関図

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