【海老で鯛を鶴】
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■原典:海老で鯛を釣る
■意味:
なんとなく、めでたいものを集めて並べただけのこと。深い意味はない。
発音が原典と同じなので、会話で使う場合は、「少しの努力で、大きな利益を得ること」としてもよい。
■解説:
文章で書くと、海老、鯛、鶴 とめでたい物が並ぶため、縁起が良いとされています。
会話で使うと、原典と同じなので、区別がつきません。意味的には、同じでもかまいません。
現実の世界では、「少しの努力で、大きな利益を得ること」は、なかなかありません。しかし、 「楽して儲ける……為に努力する」 は、あり得ると思っています。
つまり、海老で鯛を釣る前に、海老を大切に育てる、などの努力をしている訳です。だからこそ、実際に利益を上げるときには、小さな努力で済むということです。
●用例:
この前のアンドロイドアプリの開発、 物尻主任って、簡単にこなしていましたよね。やっぱり優秀なんですね。
今回の物件は、他社の見積もり金額も大きかったので、「海老で鯛を鶴」の物件になったよ。でも、あの人は、物件とか、開発とか関係なく、アンドロイドアプリの勉強したりとか、Javaの新機能を評価したりしているんだよ。
へー。すごいんですね。
まあ、あの人の趣味だからね。
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