情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【海老で鯛を鶴】

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■原典:海老で鯛を釣る

■意味:

 なんとなく、めでたいものを集めて並べただけのこと。深い意味はない。

 発音が原典と同じなので、会話で使う場合は、「少しの努力で、大きな利益を得ること」としてもよい。

■解説:

 文章で書くと、海老、鯛、鶴 とめでたい物が並ぶため、縁起が良いとされています。

 会話で使うと、原典と同じなので、区別がつきません。意味的には、同じでもかまいません。

 現実の世界では、「少しの努力で、大きな利益を得ること」は、なかなかありません。しかし、 「楽して儲ける……為に努力する」 は、あり得ると思っています。

 つまり、海老で鯛を釣る前に、海老を大切に育てる、などの努力をしている訳です。だからこそ、実際に利益を上げるときには、小さな努力で済むということです。

●用例:

 

019065s この前のアンドロイドアプリの開発、 物尻主任018055sって、簡単にこなしていましたよね。やっぱり優秀なんですね。

 

019012s 今回の物件は、他社の見積もり金額も大きかったので、「海老で鯛を鶴」の物件になったよ。でも、あの人は、物件とか、開発とか関係なく、アンドロイドアプリの勉強したりとか、Javaの新機能を評価したりしているんだよ。

019063sへー。すごいんですね。

 

019012sまあ、あの人の趣味だからね。

登場人物と相関図

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