ネットで語る勉強会体験談の裏側
けっこう昔のことになってしまいましたが、10/4にUstream上で放送をいたしました。ネット放送なんて人生初でございます。プレゼンもあんまりしたことがない女子がネット放送だなんて……無理がありすぎるというか、自分でもかなり無謀だなぁなんて思いながらやりました。
――用意するもの
Ustream上で動画を配信するのを決めたのはいいけど、右も左もわかりません。とりあえず、今回の目的を考えてみました。
「自分の勉強会参加ストーリーを声で伝える」
声で伝えるということがポイントです。文字ではやっぱり伝わりきらないこともあり、逆に文字でないと伝わらないこともあります。そんなわけで動画配信と言うよりは……ラジオのようなものにすればいいのか、ということになりました。しかし、声だけだと……自分の活舌が悪くて何を言っているか分からない。
資料がいる。ということでさくっとスライドを作りました。
しかし……
我が家にはWebカメラというものがありませんでした。どうやってスライドを映写すればいいのか分からない!! そもそも映写機がない!!
ここで詰まっていたところ、ネット上のすごい人に「仮想Webカメラ」というものがあるということを教えていただきました。ManyCamというフリーソフトで、デスクトップを映し出してくれるという画期的ソフト。さっそくインストールして使いました。デスクトップが映し出されていい感じ。
そんなわけでわたしが用意したものは具体的には以下のものです。
- マイク(昔スカイプで使ってた安いマイク)
- スライド資料(OpenOffice使用)
- 仮想Webカメラ(ManyCam)
- とりあえず的な原稿
原稿用紙に原稿を書いていたので、かかった費用は原稿用紙の100円とマイクの費用1000円。
合計1100円。なんて安い放送でしょう……。
――原稿を作る
とりあえず喋りたいことを原稿にまとめて一度「プロローグ」という形でながしてみました。
しかし……かっちりした原稿があるといまいち「作ってきました感じ」がでてしまうのです。素の部分がでないので「体験談を伝える」という意味では失敗かな? と。
プロローグを作った時は本編の原稿もかっちりとしたものをつくっていたのですが、一度廃棄しました。そして「伝えたいことを箇条書き」にした原稿を用意。
ある程度のことはスライドにまとめていたので、原稿はほとんどスライドでした。本当の「プレゼン」をやるならこれではいけないのでしょうけど……。(本当は暗記にアドリブがいるかと思います。よく知りませんけど)スライド見ながら喋るから、いいかな?と。
――リハーサル
大胆にも公開リハーサルをやりました(笑)。昼間にこっそりやったのですが、見てくださっていた方にアドバイスをいただき、スライドの練り直し、尺のとりかたなどがわかったりしてよかったです。
――そして本番
ネット上で配信する番組であって、人の顔はまったく見えないのに緊張でがちがちになってました。本番前。まともに喋れるかも不安なまま……そもそも「誰か見ていてくれるんだろうか?」という心配もありながら実際にふたを開けてみると……けっこう見に来てくださっていてびっくりしました。
放送内容に関しては放送をご覧ください(録画してありますので)。ここではあえて触れません。
喋っている間にも、見ている方々がチャットでやりとりをしていらっしゃったのですが、スライド流して体験談をしゃべっている間はそれらを見ている暇はありませんでした。休憩時間になってようやく見れたかな?という程度です。チャットも不慣れでどんどん発言を落としてしまうというだめっぷりを発揮。
――質問がやってくる
合間に休憩時間と称して質疑応答タイムをとっていたのですが、なかなかするどいツッコミや素朴な疑問をいただきました。
ディスプレイに質問内容を打ち込みながら、答えるというスタイルをとっていったのですが、案外これはよかったようです。質問に関しては時間的にこたえきれない部分もあって、後日ブログに書いていきますといったのですが、放送から1カ月前後立ちますが、まだかけてない……(笑)。←笑えない
すいません、また後日「放送で」返します。
合間に1回とラストに1回、質問タイムを設けたのですが、ラストの質問タイムが盛り上がりすぎて予定放送時間を30分オーバーしました。本当に時間の定められているプレゼンとかだとこれはいけませんね。
――放送をやってみて……
ベタですが、最後に感想を。
前から放送はやってみたいと思っていたので、やってよかったなぁ~というのが感想です。月並みな言葉ですけど。死ぬ前にあともう10回ぐらいは放送をやってみたいと思いました。
と、同時に……
「人前でも喋ってみたい」
という目標ができました。
技術的なことも体験談ということに関しても、わたしはまだまだ未熟で語れることは多くないですが。
いつかはやってみたいと思います。その時はきっと手が震えるとか声が震えるというレベルでは済まないと思います。
「みんな放送すればいい!!」
そのほかにも、こんなことを思ってみたり。今は動画配信なんて簡単なことになっています。伝えたいことがあるなら、わたしみたいに動画配信してもいいんじゃないかと思います。
そうやって「しゃべること」「伝えること」「答えること」を鍛えて行けばコミュニケーションも上達するのではないかなぁ~? と。顔が見えるのと見えないのではすごく差がありますが、ちょっとずつ鍛えて行けばいいのです。
「Go! Go! プレゼンテーション!!」
――最後に重要なお知らせ
本編とは全く関係ない内容のお知らせになってしまって申し訳ないですし、コミュニケーションが大切!!という発言をまったく無視しておりますが……。皆様に大変(?)悲しいお知らせがあります。
8月ぐらいに開放したコメント欄を閉じることにいたしました。理由としては現状のお仕事などが破裂しそうなぐらいで(後日書きますけど……)、どうしてもお返事をするのが遅くなってしまい申し訳ない気持ちの方が勝ってしまっていることです。かなりの時間差でお返事をするというのは、やはり良くないことだろうと思いましたので、以上の処置をとらせていただくことにいたしました。
コラムは平常通り続けていきますので、なにとぞよろしくお願いします。