“お菓子”サーバの真実
2001年5月23日の「@IT通信」に掲載したコラムを紹介します。オフィスグリコの進化系として、「お菓子サーバ」というサービスを、誰かクラウドで提供してくれないだろうか……。
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皆さま、すでにご存知かと思いますが、「@ITサイト」はこの5月で“1周年”を迎えました。
メンバーの皆さん、支えてくださったスポンサーの皆さんのお蔭でございます。そして残業食を共に食べたスタッフのみんなありがとう!
と、これではコラムが終わってしまいオチのないままなので、1年前の@ITと現在の@ITを比較して「@ITとはなんぞや」に迫っていきたいと思います。
【社員数が増大】
設立当初(2000年2月)は、現在入居しているビルもまだ未完成で、住居用マンション(社長の名誉のために付け加えると、六本木のこじゃれたマンションではありましたが)で、ダイニングテーブルを囲んで仕事していました。
座ったままで皆で手がつなげる状態でした。トイレも1つで、誰かが入ってると待っていなくてはなりませんでした。だけど、いまは飲み会に全員参加できるような日を設定するのも困難を極めるほどに社員が増えました。そのうえ、いまのオフィスはトイレだって広いので、いつでも行けちゃいます(*1)。
【お菓子サーバ】
@ITで最も重要な主力サーバ(*2)を導入しました。高度な可用性と優れた拡張性を兼ね備えており、専門のサーバ管理者が置かれ、厳密に運用されています。これにより日々円滑に過不足なくお菓子が行き渡り、かつ新製品のジャンクフードがもれなく検証できるようなすばらしい環境(*3)が実現されました。
【@ITを知る人が増えた】
1年前は、社名を名乗ってから会社の業種を説明するのに時間がかかりました。そういえば、2000年初めは「IT」のことを「イット」と呼ぶ首相もいたようなころですから、「ITエンジニアの育成と支援」とかいっても、響かない人にはさっぱりな反応でした。
それがいまや、飲み会に行って未知の人の中の1人が@ITを知っていたりと、感激する機会もあります。嬉しいことです。
なんだか、まったく「なんぞや」に迫れないうちに文字数がオーバーになってきました。まとめると、とにかく1年前とはまったく違う環境になって(を作って)きて、サイトのサービスも格段によくなってきました。
@ITの本質は設立当初から、「ITエンジニアの育成と支援」のための情報サービスを提供することに変化ありません。
これからもますますの充実と快適な使いごこちをご提供していきます──と広報っぽくまとめさせていただきます。
今後ともよろしくです。
(*1)編集注:オフィスが施錠されると自由にトイレに行けなくなるヨーコのことを、リカコはまだ知らなかった
(*2)編集注:ただのお菓子置き場である
(*3)編集注:ずいぶん勝手な思い込みである
コメント
がる
がると申します。
適切な負荷分散があると、消費の局所集中が避けられて「もぁ べたぁ」ですね。
あとは、やはりエンジニアの主食である「コーラ(を含む、ジャンク系ドリンクの)サーバ」があると、より高いパフォーマンスが期待できるものと信じています(笑
…珈琲派とコーラ派と、どちらがより高い需要があるのかに興味津々ですが。
金武@@IT自分戦略研究所
がるさん、こんにちは。
お返事遅くなってしまい、申し訳ございません。
>エンジニアの主食である「コーラ(を含む、ジャンク系ドリンクの)サーバ」があると、より高いパフォーマンスが期待できるものと信じています(笑
おそらく一部の社員(大多数かもしれない)が喜びそうなサービスですね。
先日、社内中がカップやきそばの香りで満たされた日があり、何事かと思いました笑(真相は不明)。
うちは、珈琲派の方が多いような?