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効率化に必要なのは休日のイベントだ~24時間戦えません

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 「効率化に必要なのは休日の面白イベントだ!」

 Anubisさんのコラム「業務効率と空洞化」、いいことを言ってるなあ。

■やろうと思えば早く帰れる

 普段だと仕事がまだ終わっていなくても「まだ終電まで5時間もある」と知らず知らずのうちに安心してペースを落としていないだろうか。これが、今日は夕方からデートの予定があるとなると仕事のペースが違ってくる。朝からパワー全開。午前中にこれを片付けて昼からあれをやろう、とその日の計画を立てる。夕方になってから仕事を振られないように早めに御用聞きもしておく。

 まさに充実した仕事ぶりだ。アフター5に欠かせないイベントがあるとこれだけ仕事を効率的に進められる。みんながこれを毎日やっていたら、さぞかし仕事は効率的になることだろう。

■計画停電で仕事は効率化された!?

 3年前の東日本大震災の直後、東京電力の圏内では電力不足のために計画停電が実施された。私の職場もその影響を受けた。今日は午後から停電。明日は8時から停電。といった状況で仕事が進むはずがないと思ったものだ。

 ところがいざやってみると意外と仕事ができた。緊急事態に対処しようとみんな協力的になる。限られた時間を有効に使おうと無駄なことはしない。納期納期とうるさかった人も、この状況では仕方がないと おおらか になる。今まで経験したことのなかった「昼間で仕事は終わり」というのがリフレッシュになる。計画停電って意外といいかも(!?)。

■24時間戦えません

 黄色と黒は勇気のしるし。24時間戦えますかこんなキャッチフレーズのエナジードリンク「リゲイン」のCMが昔流行った。ドリンク剤を飲んで徹夜で頑張ることが美徳とされていた。たしかそのあと「リゲイン48」も発売された。2日も徹夜で働けってか!

 ところが時代は変わった。先日ラムちゃんのCMとともに新しいリゲインが発売された。そのキャッチフレーズは「3,4時間戦えますか」。ずいぶんと時短化されたものだ。昔だったらそんなキャッチフレーズは即脚下されただろうに。

 短時間で仕事を終わらせる。これが現代のあるべき姿だ。

■最も短時間勤務の男

 昔から究極の短時間勤務をしていた男がいる。それは誰もが知っているウルトラマンだ。ウルトラマンが戦える時間は3分間しかない。カラータイマーが点滅し始めたらもうピンチだ。

 ウルトラマンが1日1回戦ったとして年間労働時間は18.25時間。仮に年収が500万円だとしても時給は27万円にもなる。これだけ効率的に稼ぐ男は滅多にいないだろう。もっとも、給料をもらうのはハヤタ隊員であって、ウルトラマンはボランティアという気もするけど。

 よし、これから私も会社でカラータイマーをつけて、定時になったら点滅するようにして早く帰ろう。シュワッチ!

 abekkanでした。

Comment(4)

コメント

επιστημη

江戸時代の相撲興業は10日間×年2回。
一年分を20日で稼いでたわけで、取組み一回5分として
年間労働時間1.7時間。

abekkan

>επιστημη さん

コメントありがとうございます。

そういえば今の相撲も2か月で15日しかやっていませんね。
まあ、巡業も稽古もあって忙しいでしょうし、そもそもウルトラマンや格闘家のファイトマネーを時給換算することに無理があったんですけどね(^_^;)

違う

ウルトラマンは人間に扮している間も働いてますよ

abekkan

>違う さん

昔初代ウルトラマンの原本を読みました。たしかハヤタ隊員とウルトラマンは違う存在だったのに、命を共有して合体したような設定だったと思います(初代以外のウルトラマンは違うかもしれませんが)。変身した3分間以外とき、ウルトラマンの存在はどうなっているんでしょうかねえ? 2重人格者の裏の人格のように眠っているんでしょうか? そうなら働いているとは言えなそうです。

まあ、こんなところに突っ込んでもしかたないですけど(^_^;)

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