第7回 うつの手前で逆転! 縦社会サバイバル
前回の記事からほぼ1週間たって、完璧ではないですけど立ち直りました(早い)。
会社専属の保健師さんに相談し、泣きながらえんえん2時間ほど話をし、その後、課長も交えて5分ほど話し合い(たまっていたことは保健師さんに聞いてもらっているので用件のみ伝える形で済みました)、さくっと配置換えが決まりました。
早い!
わたしが極限まで追い詰められていた頃は
「このままやめても、不況だし、転職先がなかったらどうしよう。そうだ、彼氏に嫁にもらってもらおう。そしてつつましく子育てでもしながら専業主婦をして暮らそう。でも果たしてもらってくれるのか? ていうかわたしはもう働くことは不可能なの?」
などと考えていましたが、部長までさくさく話が通り、わずか1時間後には、2009年4月付けで異動が決まりました。
実はこの行動、上司の性格を踏まえた上で、なのです。
そう、わたしの上司は「権威に弱い」。
だから一切本人の耳に入れず、外堀から攻めていった感じです。
もちろん部長も課長もわたしの味方♪
それ以降、変な態度を取ることはなくなり、仕事もスムーズです。
これをよんで「ぞっ」とするかしないかは日ごろの行い次第だと思いますけどねー。わたしがいなくなったら、VBもJavaもできない上司はどうするのか。ま、わたしより単価が安くて、優秀なプログラマでも雇って死にそうになりながら保守してくださいな。わたしはもう知らない。
男の人って、泣けないし、上下関係にすごく敏感で上から言われたことは断れないし(今思えば上司も上下関係の犠牲になったかわいそうな人なのだ。もう一緒には働きたくないけど☆)、SEなんて上とお客さんと下からの板ばさみのギューギューだし。つらいお仕事ですよね。
だけども仕事に仏心(甘やかし)は不要!!
できない先輩の面倒とか見る必要ないし!
設計ミスはプログラマのせいじゃないし!
1日は40時間じゃないし!!
わたしはわたしのやることやスキルを高めていくんだ。時間当たりの生産性を高めるんだ。時間の切り売りじゃなくて結果で勝負できるSEになるんだ。
今回の体験で社会的弱肉強食サバイバルを痛感したのでした。
皆さん、強くたくましくITジャングルを生きていこうじゃありませんか。そして思いやりの心を忘れない技術者になりましょう。
コメント
歩亜
話が良い方向に進んだようで、良かったですね!
>わたしはわたしのやることやスキルを高めていくんだ。
>時間当たりの生産性を高めるんだ。
>時間の切り売りじゃなくて結果で勝負できるSEになるんだ。
身にしみる言葉です。
私はもう一度SEとして働けるか難しいところですが、
今の立場でも自分を高めていく努力をしようと思います。
そして後輩達のためにも、思いやりを忘れず、
技術者として精進しようと思います。
ひとまず4月まで…乗り切って・頑張ってください。
ブログ更新、これからも楽しみにしています。