第26回 旅は人間力のリトマス試験紙
こんにちは。お久しぶりですね。最近は業務で使うソフトウェアの基礎知識をひたすらまとめています。まさに基礎練習の時期……。はたして春には花が咲くのでしょうか。
あまりに仕事内容で書くことがないので(あんまりいろいろ書くと叱られますのでね)半年ほど前のことですが、1人で海外旅行に行った時のことを書こうと思います。
「おいおい、ここは個人ブログじゃないんだぞ!」
という声が聞こえてきそうですが、まぁちょっと落ち着いてください。
その旅行は1人で英語圏の国に個人手配で行くという、ちょっとチャレンジな旅でした。
最近コラムでもTOEICが話題ですが、わたしの場合は355点! 「極めて基本的な英語力」という評価です。というか基本も危ういです。
そんなわたしでも、それほど不自由することなく旅行に行くことができました。それには、いままで職場で培ってきたスキルが役立ちました。
(1)紅一点という職場環境
1人旅ですので当然、日本人はわたし1人というシチュエーションも当たり前です。
しかし、この状況、わたしには普通なんです。だって普段から紅一点なのですから!
今でこそ普通におじさん複数人+わたし1人とかで飲みに行って心から楽しめるほどになりましたが以前はもう「異文化コミュニケーション」と言っても過言でなかった。
しかし、相手に興味を持って、しっかり話を聞くことで、壁は崩すことができるんですね~。年が離れてる、異性、生まれ育った国が違うから……そんなことで壁を作るのはもったいないです!
わりとリラックマが好きなおじさんがいたり、わたし自身も懐メロに詳しかったりします☆
具体的に趣味が合わなくても、部長が好きな熱帯魚の話を一生懸命聞いてあげることで相手への理解が深まったり、話のきっかけができたりするものです。
(2)常に新しい技術を駆使して仕事を成し遂げていること
言語……といえば? Java、C#、英語にイタリア語に中国語……。
わからない単語が出てきたら? 技術書を調べる、辞書で引く。
事前知識がないまま業務をこなさなければならないという状況は英語ができないけれど英語圏で過ごすという状況に酷似しています。
(3)想像力とポテンシャルで何とかする
極論をいうと、英語ができなくても旅行はできます。
地図を指差し、目線とボディーランゲージで何とかなります。つまり、最低限必要な情報が英語以外でそろっていればOKということです。
仕事も実はそうだったりしませんか?
しかし、楽しいプライベートの旅行では許されても小手先のやり方で仕事をしていると必ずつまづきます。この旅行では「もっと英語ができたら楽しいのにな」と思う場面が多々ありました。それは仕事に置き換えたら「もっと知識があれば仕事の幅が広がるのにな」というところでしょう。
というわけで、仕事をしないで旅行に行っていたらパニックになりそうな場面もたくさんありましたが、1人で夜遊びしたり、真夜中の地下鉄で居眠りしかけたり、仕事で培った度胸をフルに使って遊んできました。
本当に仕事というのは自分を鍛える場なのだなぁと、痛感しましたよ。旅は人間力のリトマス試験紙、ですね。
コメント
あずK
こんにちは。
TOEICで700点くらいの実力は無いと、独力での英語圏への旅行は無理かと思っていましたが
そうでもないのですね。参考になりました。
点数に拘っていた自分は、どうやらチキンハートだったようで(苦笑)、
度胸とコミュニケーション力があれば何とかなるのかもしれませんね。
それにしたって、
> 1人で夜遊びしたり、真夜中の地下鉄で居眠りしかけたり
さすがに、これは…(笑)。