第8回 転職相談をして見えた現実
さてさて、ここのところ暗い記事が続いていましたが、今回ちょっぴり心が病んでみて気がついたことがあります。
実はこの間、転職サイトに登録し、実際にカウンセリングを受けてみました。
転職コンサルタントの方はとても率直に意見を述べてくれるので、客観的に自分の状況を判断するのにとても助かりました。
1. 就職3年目は転職するのにとても中途半端
未経験業界なら中途半端に色に染まっている若手より、新人の方が自社のカラーに染めやすいという利点があるようです。
じゃあ、IT業界なら?
まだまだ求人はあるようです。でも、ステップアップのための転職にはいまいちスキルや経験が足りないので、もうちょっと修行した方がよさそうです。
2. 今の就職先の条件がなかなかよいことに気付いた
井の中の蛙とはまさにわたしのことで(ケロケロ♪)、転職先の条件を見ていると、いままで気にしてた上司の性格や、労働時間の長さなど大したことないと思えてきます。
転職サイトに登録すると毎日求人情報が送られてくるので、チェックしていると心が安らぎます(笑)。一度お試しあれ☆
仕事なんていくらでもあるし、今の会社もまぁまぁいいじゃないか、なんて思えたりします。
3. お金か環境か
「残業がつらい」「上司がイヤ」……なんだかんだ文句を言っても、今より給料が下がるのだけは絶対にイヤだと思えるので、まだがんばれそうです。その構図が逆転したらSEやめます。
4. 自分の方針が固まっていない
就職コンサルタントさんにいくらやる気があっても、結局は自分が何をしたいか希望がなければどうしようもありませんでした。カウンセリングで得るものはたくさんありましたけどね。
カウンセリングの帰り道、ふと初心を思い出しました。
周りの同期のなかで情報系の学部でもなく、一番偏差値の低い大学出身の私。
「ダメでもともと。入れただけありがたい。精一杯、努力しよう」
そう決意したのは3年前の4月でした。
忙しくて忙しくて、いつの間にか職場にも慣れて、だんだん忘れてしまった気持ち。
現状に文句を言うことはできるけど、その前に自分はやれることをやってきたか?
がんばりすぎて、我慢しすぎて、今回うつの手前にまでなってしまったけど、もっと他に方法があるんじゃないか?
わたしは転職せずに、今の会社でそれを探そうと思います。
とにかく今の会社を100パーセント楽しもうと思います。
青い鳥は自分のかごの中でした。