ゾーホージャパン社のZohoサービスの開発現場で繰り広げられる、インド人エンジニアと日本人エンジニアによる共同作業が映し出すIT業界での新しい働き方について紹介する。

インド風おしゃれで異文化交流

»

 初めまして。Zoho推進の平良です。

 わたしは、2008年4月にアドベントネット日本法人に入社し、新人研修のために4月の半ばから9月の半ばまで丸5カ月、チェンナイに滞在していました。今回は、女性の視点からインド生活を振り返ってみたいと思います。

 インド生活において、印象に残っているのは、やはり「おしゃれ」でしょうか。インド人女性は、とにかく「おしゃれ」です。その中でもまず思い出すのが“服装”です。

 以前の投稿でも少し触れていますが、インド人女性はほとんど「チュリダー」や「サリー」と呼ばれる伝統服を着ています。彼女たちが着ているこれらの服はどれも色が派手で、ピンク、水色、黄色などカラフルなものばかりです。日本で見たら異様な光景だと思いますが、インドでは普通で、しばらく生活するうちにだいぶ慣れていました。

 どのくらい日本と違うのかというと、インド人ビジネスマンが日本に来日した際の「日本体験記」を訳した本『喪失の国、日本』にもちょうどそのようなパートがあったので、紹介したいと思います。

 若い女たちといえば、誰もが乾いたさらさらな髪を、三つ編みにしないまま腰まで垂らしている。栗毛色に染めている者もいる。皆一様に膝が見える大胆な短いスカートをはいて、小さくて美しいバッグを肩から下げ、全体として幼い感じを強調している。モダンで、押さなくて、大胆なスタイルが性的イメージを強めている。

 (中略)

 誰もがくすんだ色合いの服を着ているのを見ていると、ここにサーリー姿のインド女性をもってきたら、ひどく目立つだけで不調和になると思った。インドでは百メートル先の日本人が識別できるように、ここでは百メートル先からインド女性がわかるはずだ。色彩の感覚が極端にちがうからである。

(『喪失の国、日本』M・Kシャルマ著、山田 和訳)

 どうでしょう?

 インド人から見たら、このような感じのようです。

 それを象徴するかのように、ある日、膝少し上ぐらいのスカートを着ていくと、現地の若い男性から「This is not our culture」と猛反対を受けました(!)。

 そして、次の日に現地で購入したチュディダーを着ていくと、「This is 1000times better than yesterday」だそうで……。1000倍は言い過ぎじゃないか!? とつっこみたくなりましたが。

 それはさておき、このチュリダーパワーはすごいんです!

 会う人皆がキラキラした目で「Beautiful!!」と褒めてくれるし、すごく嬉しそうに話かけてくれる人もいるし、話しかけてはこないものの、興味深々で遠くから視線を送ってくる人もいます。ただでさえ目立つわたし達外国人ですが、チュリダーを着ていると注目度2、3倍増しです。

 皆とても嬉しそうに話しかけてくれるので、会話は弾むし、何より彼らの文化をわたし達日本人が受け入れてくれるのが嬉しいのか、逆に日本のことも聞かれました。

 服装1つでここまで反応が変わるのは経験したことがなかったので、はじめは驚きましたが、もしインド人が日本に来て浴衣や着物など日本の伝統服を着ていると考えてみると、わたしも嬉しいだろうな、と思います。

 そして、これがきっかけで新たな人脈を広げたり、より良い人間関係を築いたりできるので、これも相互理解のために有効な手段の1つだということを身をもって実感することができました。

 服装以外にも、インド人女性のおしゃれには様々なものがあります。

 頭にジャスミンなどの、生の花飾りを付けることや、

Photo

(バラの花や、オレンジ色の花をつけている人もいます)

 手にアートをすることが挙げられます。

Handarts1

Handarts

 この技術&美的センスは素敵だと思います。

 チュリダーを着る際にジャスミンの花も付けましたが、1日中花に囲まれて生活している感じがしました(ジャスミンの花は、その辺の道端でよく売られていて、1つ5ルピー=10円程度なので、気軽に購入できます)。

 他にも貴金属として、

  • ネックレス
  • イヤリング・ピアス
  • ブレスレット(バングル)
  • 鼻ピアス
  • 指輪
  • 足の指輪
  • アンクレット

Photo_2  Photo_3

Photo_4

などがあります。

 ジャラジャラと色々なものを付けることが“良し”とされる文化なようです。日本だと気が引けるくらいが、こちらでは“おしゃれ”なのかもしれません。

 また、「インド人」と言ってほとんどの日本人が思い浮かべる(だろう)、額の真ん中にある“ビンディ”と呼ばれる装飾も特徴的なおしゃれです。

 もともとは赤い顔料を付けていたようですが、今ではそのような人は少なくなっていて、シンプルな丸いものからカラフルで派手なものまで、シールとして売られていてどこでも手に入るので、気軽に付けることができます。

 わたしは、インド滞在中にチュリダーやサリーを着る時は、できるだけ上記の装飾品を付けようと心掛けていましたが、パソコンを触るのにブレスレットが邪魔になったり、ちょっと気が緩んだ際におでこを触ってしまい、ビンディがずれたりと、思うように着こなすことはできませんでした(インド人女性への道はまだ遠いですね)。

 それでも、前述しましたが、わたしが現地の文化を取り入れようとすればするほど、コミュニケーションが活発になり人間関係も良くなるので、またインドへ行く機会があれば、購入したチュディダーやサリーを持って行き、彼らの文化に染まろうと思います。

 もし、インドへ行かれる機会のある方は、ぜひ民族衣装に挑戦してみてください。きっと今までとは違う道が開けると思います!

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する