政府白書より「フリーランスの仕事満足 6割」というデータを見て(日経新聞5月5日より)
たまに土日に家にいたりするとTVで、リストラにあって苦労している旦那さんとがんばって支えている家族とか、中高年の男性を対象にしたTV番組が昼間から流れています。
かなり前から流れているので、一定の視聴率が取れているのだと思います。狙いとしては「みんな大変だからめげないで頑張ろうよ」という感じで、土日の昼間に休息をとるわけでもなく。家でごろごろしている男性に伝えようとしているのでしょうか。
他人の人生なのでとやかく言ってはいけないかもしれませんが、個人的にごろごろするなら、布団に入って、しっかり休息して、そのあとはお散歩に行くなり、ゲームをするなり、草むしりをするなり、メリハリのついた休日を送ったほうがいいような気がします。
俺の趣味はごろごろすることじゃ!ほっておいてくれ!という人がいるようでしたらすみません。余計なお世話でしたね。
ただ、TVに言いたいのは、土日の昼間から暗い番組を流して、暗い風潮を作るのはやめてほしいと思ったりします。
5月5日の日経新聞に出ていた政府白書のデータで6割のフリーランスが仕事に満足しているということが書かれていました。
「仕事の自由度や裁量の高さ」「生活との両立」が満足している理由だそうです。
6割が満足しているって結構高いですよね。
サラリーマンの方々の満足度はよくわからないのですが、かなり高い水準だと思っています。
一方違うデータですが、サラリーマンの生きがい度の調査結果がありました。
文章をそのまま引用すると「生きがいを持っている人の割合は、サラリーマン全体では56.9%で第3回調査より10.4%ポイント減少し、第2回調査の78.4%から毎回10%ポイント減少してきている状況となった。」とのことで、サラリーマンの生きがいは平成22年~24年で毎回10%下がってきているようです。 文章の引用もとは以下の調査結果のP22です。
http://www.nensoken.or.jp/pastresearch/pdf/h23/H_23_01.pdf
なんとなくですが、昔は以下のようなイメージがあったと思うのです。
1.サラリーマンで失敗した人がフリーランスになっている
2.サラリーマンよりフリーランスのほうがランクが下だ
3.サラリーマンよりフリーランスのほうが収入が安定していない
3は確かにいまでもそうですね。ただ、ゆくゆくはちょっとわからないですよね。
1と2については満足している人が増えていくと、完全にそうで名はないという認識になっていくような気がしています。
今回の2つからいえることは「人生を楽しむ選択肢ととして、サラリーマンとフリーランスの両方が確立してきたということ」と思います。
もしかしたら、世の中には人生を楽しめる人は一定数しかいなく、増減もしていなくて、人生を楽しめる人がサラリーマンからフリーランスに移ってきただけかもしれませんけどね。
市場全体として満足度が高い選択肢が増えることが良いことだと思っています。
ただ、サラリーマンも大変でしょうけど、フリーランスも大変です。
フリーランスは腕があったうえで、自分の雇用を自分で作れる能力が必要です。
これがないと、食べていけません。
あと、自分で自分を律することができないと長く続きません。誰も注意してくれないので、自分に厳しくないと堕落して、そのうち実録もさびていきます。
もし、フリーランスを考えている人は、成功すれば楽しい世界が待ってますが、腕と雇用を作る能力、自分への厳しさがあるかどうか、再度考えてみてください。
それでもできる!と思う人でやりたければどうぞ。
(フリーランスができてもサラリーマンのほうが向いている人も結構多いです。特に日本はそうだと思います)
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