吉政創成 代表取締役、PHP試験、Rails試験ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン主宰

寿司を粋に食べる

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エンジニアな人は凝り性の人が多く、食通な人も多いですよね。私も多少食通ぶっているのですが、凄いエンジニアの人に会うこともあります。自分の食通ぶりをひけらかさず、自分の好きなお店、味を追求しているのってかっこいいです。このコラムで何回か書いているモテ系の内容にもなりますが、いぶし銀な食通は、その存在を知られるとモテると思います。この局面でモテの話をした時点でタイトルにもある「粋(イキ)」ではなくなってしまいますね。

人には好みがあるので、粋だからすべてよし!と言うわけではないです。粋なのが良いなぁと思う方だけお読みください。さらに私の個人的な考えなので間違っているかもしれません。

粋と言えば、私は寿司なので、今日は寿司の話をしてみたいと思います。ちなみに母方の実家は寿司屋です。寿司屋の親戚という微妙な知識で書いてみます。(おいおい)

寿司の粋な食べ方ですが、様々な食べ方があってよいと思います。大事なのは「意味がある行動にのっとって食べる」ことだと思ってます。それこそが粋だと思うのです。お寿司を手で食べたほうが粋だとか、ご飯に醤油を付けないほうが粋だとか、いろいろありますよね。私が思う粋な寿司の食べ方は、以下です。

1.同じ寿司でも、お店によって拘りの作り方がある場合がある、それを見抜いたうえで、自分が考える一番うまい食べ方で食べること

2.汚く食べないこと

例えば、寿司屋さんによって酢飯の作り方も違いますし、場合によっては寿司に最初から味が付いている場合もあります。元から味が付いているお寿司は醤油なしで食べたほうがおいしいことが多いです。(好みですけど) 味を付けているのに足す(醤油を足す)のは、職人さんが作った寿司の味を確かめずに味を足している感じなので、ちょっと粋じゃないかもしれません。

食べる順番は一貫づつ出てくるお店はその順番でよく、一気にたくさん出てくる場合は、さっぱりとしたものから食べたほうが、いろいろな味を楽しめるのでお得です。

2の汚く食べないこととは、ご飯に醤油がしみこんで、ご飯が崩壊してしまうこととかは避けたいです。そう考えると、ご飯に醤油を付けずにネタに醤油をチョットつけて食べるのがいいですね。

ちなみに、今うっかり、ネタと言う言葉を使ってしまいましたが、お客様が使うと粋じゃない言葉です。他にも「しゃり」「あがり」「おあいそ」も全てお店側が使う言葉だったり、隠語だったりしますので、「あがりください」とか「おあいそお願いします」とかは言わないほうがいいです。普通に「お茶ください」とか「お会計お願いします」や「ごちそうさまでした」がいいですね。「おあいそ」は「愛想がなくてすみませんでした」とお店側がお客様に言う言葉の短縮形です。「あがり」は「終わり」を意味するお茶を出すときにゲンを担いで「あがり」と言っています。「シャリ」は、、お釈迦様の白骨の舎利から来ています。仮想されたお釈迦様の白骨「舎利」に形が似ているからだそうです、、

おっと脱線が過ぎました。いろいろ書きましたが、ルールに縛られガチガチな感じでお寿司を食べてもおいしくはないので、気楽な感じで食べるのがいいです。それこそが「粋」の原点です。本質を知ったうえで自分が好きな食べ方で風流に食べるのが「粋」だと思います。

ちなみに私が好きなお寿司屋さんは銀座九兵衛ですね。その理由は、いろいろなところにこだわりがあって、とにかくおいしくて味を楽しめます。お勧めは本店ランチです。理由は4000円からとこのクラスではとにかく安くて、コストパフォーマンスがいいからです。あと、名店なのに皆さん愛想がよくて丁寧でおもてなし感、満載です。特別な日に行くのが良いですね。行かれる場合は予約したほうがいいです。九兵衛のランチはにぎりとチラシがありますが、初めての人は絶対ににぎりがいいです。ここのお寿司は他とは違うものがあるので、まずは何も気かずににぎりを食べてみてください。九兵衛のにぎりは巻物以外は醤油はいりません。そういう話もすべて説明してくれます。まさに名店の入門編的なお店です。また、ご飯の量などカスタマイズができますので、リクエストして見てください。あとは八王子のくら寿司ですね。くら寿司ってチェーン店なのに、お店によって微妙に味が違います。私は八王子が好きですね。このお店の、エビアボカドとアサリの味噌汁を食べに行く感じですw ここは釣りの帰りにちょいちょいよってます。

エンジニアの方はハードワークな方が多いと思います。息抜きにこだわりのお店に行くのもよいかもしれません。お寿司を粋に食べて素敵なエンジニアライフを♪

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