「非常事態」の備え、万全ですか?
皆さま、お久しぶりです!
前回のコラム「時間について考える」から、1カ月近くが過ぎてしまいました……。
皆さまからの励ましや更新を催促するメールも頂きましたが、実は、娘に「非常事態」が発生してしまい、バタバタと忙しくなってしまったのが遅れた原因です。うちの娘、1歳3カ月で「骨折」を経験してしまったのです! コラムを楽しみにしていらっしゃる皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ありません。
2人で参加するはじめての遠足。
うきうきの親子は、保育園の先生方が用意してくれたイベントを楽しみながら、秋の公園でのひととき、ふれあいの機会を十分に満喫していました。
そして、遠足のクライマックスはふかふかの芝生をソリで下るアトラクション!
パパに抱えられながら滑り降りる初めての体験を、娘はいたく気に入ったらしく、滑り終わるたびに「もっと、もっと」のポーズを見せて、4~5回はソリを引きずってコースを登ることに……。
朝からはしゃぎすぎたこともあり、スタミナ切れで集中力が切れてしまっていたのか、「最後の1回」でその悲劇が起きました。少しバランスを崩して停止したときに、娘は火がついたように泣き出したのです。
その後、病院で初めてのレントゲンを経験し、診断結果は「骨折」。
幸い、骨がずれてしまうほどの大けがではなく、足をコルセットで固定するだけで処置は終了しました。
現在は痛そうなそぶりもなく、普通に歩き回って(!?)いたりします。さすが子どもは回復が早い……。
それでも当初は、娘を保育園にあずけることができず、パパとママが交代で面倒を見ることになり、やむを得ず仕事を休むためのやりくりで相当なパニック状態になってしまいました。
子育てと仕事の両立で一番大変なのが、子どもの突然の病気やけが。「非常事態」が発生した時の対応は大変だなぁと今回しみじみと感じています。
わが家では、万一の事態に備えて、ベビーシッターさんを派遣していただくための登録を行っています。施設によっては子どもの送り迎えや簡単な家事なども行ってくれるので、「いざとなったら……」と安心して仕事を続けるための気持ちのお守りになっています。
ただ、利用料金はそれなりですし、できる限りは家族の力で乗り切りたいのが本音のところ。
私は幸いにも職場の仲間の理解、協力に支えられていて、突然のトラブルでも対応できる環境が整っていますが、ITエンジニアは、お客様先で業務を行っている方も多く、またプロジェクトの進捗状況によっては休暇や早いお迎えのお願いがしづらいこともあるのではないかと思います。
普段から上司や周囲の仲間に、子育てについての状況や万一の場合の対応について相談しておき、いざとなったときに慌てないような環境を整えておくことも、ワークライフバランスを適正に保つためにはとても重要なのではないでしょうか。
「非常事態」で、パパママがバタバタしていると、子どもも不安になりますよね。
いつでも冷静に、優しく接してあげられるパパでいるために、余裕のあるときからコラムの原稿に取り組んでおこうと誓った私でした(笑)。