新分野の仕事が楽しくなる喜び
2006年4月14日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。@IT自分戦略研究所やJOB@ITの広告営業を担当する村上さん。いつも頼りにしてます。
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2月に関連会社から異動となり、新たにWeb媒体の広告営業となった。これまでも約10年広告営業はしていたが、一般向けのPC雑誌(つまり紙媒体)一筋。Web媒体も、今回担当するキャリアやスキルアップなど人材系と呼ばれるジャンルも初めての経験だ。
もともとは新卒で印刷会社に入社して営業を経験、その後転職して出版社の雑誌広告営業となった。その時のキャリアチェンジに比べれば、同じ広告(しかもグループ会社)だからそれほど変わるわけではないと思っていた。しかし、これがなかなか新鮮だ。
まずWeb広告で使われる基本的な言葉を覚えることから始まり、担当する業界や商品についての知識を身に付けるなど、30代後半にして1からのスタート。まさに転職した感覚に近いものを味わっている。
異動してから2カ月がたち、いろいろなことを覚えたいま、やはりこれまでの経験が役に立つことを実感している。感覚さえつかめれば仕事に対する新たな発想やアプローチを自分なりに構築し実践することができるようになり、必然的に楽しめるようになることも分かっている。
まだまだ心から楽しめる段階にはないが、以前転職した時にそうであったように、近いうちにこの分野での楽しさを心から味わうことができるのではないかと楽しみにしている。
新しい分野の仕事を心から楽しめるようになる喜び。それは同時に、新しいスキルを身に付けることができた喜びともいえるのかもしれない。
(営業本部 村上寛之)