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オススメの情報系資格(開発系)

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 みなさま、こんにちは佐藤 環(サトウ タマキ)です。

 今回は、資格について書いてみたいと思います。

 まず情報系の資格どんなのがあるかは以下をご連ください。

■資格の王道

http://www.shikakude.com/index.html

■ランキングもありますが……

http://www.shikakude.com/paje/pickup/ranking/ranking1.html

 本コラムをご覧の皆さんには物足りない結果かなと。

 またTech総研からはこのような調査結果もでています。

■転職市場における人気IT資格のROI

http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000151&__m=1

 これも既知の範囲かなと……。

 よく考えたら、既知の資格の市場価値はみなさんご存知かと思うので、最近わたしのまわりで話題になることが多い以下の資格をご紹介したいと思います。

・Titanium Certified Application Developer

 米Appcelerator Inc. のTitanium Mobileの資格です。

 スマホアプリのマルチOS対応の開発プラットフォームで、iPhone、iPad、Androidの開発がJavaScriptで可能です。国内でも取得者はまだ十数人くらいでしょうか? これから普及に期待している資格です。

・Ruby技術者認定試験

 Rubyアソシエーションの認定試験です。現在はSilvrとGoldがあり、それぞれ正社員で5名の取得者がいると認定システムインテグレータとして認定されます。

 以下の通り、現在の認定企業は大手からベンチャーまでさまざまです。

 http://www.ruby-assn.org/ja/certification/sierlist.htm

 以下、認定企業の一部です。

【Gold】

 【Silver】

 もちろん当社も。

・Rails技術者認定試験

 @ITとアールラーニングで協同運営しているRails試験はこちらも7月から開始した試験なので、まだまだ認知度は低いです。

 しかし、これからRailsを始めたい人にとっては一定の評価基準になるかと思います。
 試験自体は増井雄一郎氏Asakusa.rbの発起人でもある松田明氏がが作成し、良い試験になっているので、これらからRailsや、Railsの実力を測りたい人には良いかと思います。

・Android™技術者認定試験

 こちらも開始してから1年が経っていない試験制度ですが、運営をしているOESFには大手企業を含む多くの企業が参加しており、それらの企業が推奨していることから早くもPJ参画の条件になったり、保有の有無により参画する際の単価に影響がでているようです。

 当社のAndroid技術者もこの資格取得を目指している人が多いです。

・PHP5技術者認定試験
 こちらも今年の3月から開始した新しい試験ですが、受講者はかなり増加してきているようです(2011年6月時点で102名)。

 PHP技術者認定機構が出す「PHP5技術者認定試験」は取得のメリットについて面白い切り口の説明をしています。

 UST:http://www.ustream.tv/recorded/15302992

 乱暴にいうと、前提としてデザイナーよりプログラマのほうが単価が高いです。

 そして今まではデザイナーとプログラマという領域に比較的キレイに分かれていたが、WebデザイナーーがPHPの開発スキルを身につけることにより、プログラマの市場に進出しよう。

 PJにおける自身の領域を広げ、価値を高めようというものです。また、最近だとWordPressのようなCMSもあるのでさらにハードルも下がってます。

 というような内容です。

今までは資格はスキルの担保であったり、新たな領域に進出するための武器として、もしくは自身の分野でさらに突き詰めるために取得するためにとうたう資格が多かったですが、キャリアプランとしてストーリーでの切り口は面白いなと思いました。

 資格の目的はさまざまです。

  • キャリアチェンジのきっかけ
  • 社内の資格制度による給与UP
  • PJ参画に必要
  • 自身のスキルをさらに高めるため
  • 転職時のスキル担保

 資格を取得する際は、前提として自身のキャリアプランをしっかりと考え、何のために取得するのかを明確にする必要があります。

 少なからず勉強時間や、試験受講料を支払うのであればPHP5技術者認定試験の紹介例のように、「自身の将来、キャリアプラン上にあるこの課題を解決するため」と見据えた上での受験が良いと思います。

 数ある資格ですが、皆さんのエンジニアライフにおいて役立てるものではありますので、是非有用に活用してみてはいかがでしょうか?(と強引な締めで……)

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