これからはJavaScriptがポイント (Titanium Mobile、PhoneGap、Yubizo Engine)
みなさんこんにちわ。
佐藤環(サトウ タマキ)です。
正月中も粛々と仕事しており、正月気分が特別なかったため「明けましておめでとうございますコラム」を書くことをすっかり忘れていましたのでここで。
明けましておめでとうございます。
更新頻度が低いコラムですが、今年もご指導頂きながら少しでも皆さんの役に立つコラムになるよう、頑張ります。
さて、前置きが長くなりましたが年明け1本目は「JavaScript」。
もともとWebサービスの開発でJavaScriptが使われる機会は非常に多かったと思いますが、スマホの登場でさらにその存在感を高めています。
スマホのアプリ開発では、iOS/Objective-C、Android/Javaのネイティブ開発に加えクロスプラットフォームでの開発が注目を浴びています。
アプリを作るならiPhone、Android両方で出したほうが当然リーチが広がりますが、別々につくればその分工数、予算も必要になります。
しかし、Titanium Mobileに代表されるクロスプラットフォーム開発では、それらが単順に1/2にはなりませんが、それでも削減できるということで注目を集めています。
■主なクロスプラットフォーム
・Titanium Mobile:
JavaScriptで開発。ネイティブアプリが作れることが特徴です。
Appcelerator Titanium Mobile ご紹介セミナー
・PhoneGap:
HTML+JavaScriptで開発。デバイスAPIの利用が可能で、WebViewで動作します。
PhoneGap Fan
・Yubizo Engine:
HTML5+JavaScriptで開発。デバイスAPIとYubizo Engineが用意する管理APIの利用が可能で、WebViewで動作します。
アイキューブドシステムズ
※Corona(JavaScriptによる開発ではありませんが、ご紹介だけ)
Luaで開発。描写エンジンをもっておりゲーム開発に適している。
Ansca, Inc.
それぞれに特徴がありますが、Titanium Mobileであれば完全なネイティブアプリの開発が用意ですが、やはりAndroidだと機種による表示の差を埋めるのはJavaによる開発と差分なく時間がかかります。
一方、PhoneGap等であればWebViewのため独自デザインのアプリが比較的容易に作れますが、通信が多く発生するため圏外の環境には適さないアプリになります。
クライアントの要望によって左右されるそれらの要望も、JavaScriptが使えれば網羅することができます。
Java、Objective-Cでの開発をされている方も是非、この機会にJavaScriptを触ってみてください。
コチラはJavaScriptについて良くまとめてあるので、是非ご覧ください(英文です)
JavaScriptのパターンとアンチパターンコレクション
また、最後告知になってしまいますが、以下のセミナーも行うので、ご興味ある方は是非ご参加ください。
「活用される法人向けスマホアプリ開発の課題解決セミナー」
~OSSで開発するクロスプラットフォームの最新技術~
※スマートフォンアプリを発注ご予定、あるいは検討中の方(エンドユーザー様)
それでは、今年も皆様に幸多い1年になりますよう。。
引き続き、よろしくお願いいたします。