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わたしの勉強法(1)本からの情報収集を短時間で!

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 テレビや新聞では連日、不況不況と言われていますね。プロジェクトも減ってきて、残業も減って、なんだか時間ができちゃった……という方もいらっしゃるかもしれません。そんな昨今ですが、逆の見方をすれば、時間に余裕がある今は勉強のチャンス! これを機会に周囲と大きな差をつけておきたいものです。

 わたしはどちらかと言えば勉強が好きな方です。これから3回に渡って、わたしの勉強法についてお話ししたいと思います。あなたのキャリアアップの参考になれば……。

▼わたしの勉強法とは?

 わたしの勉強法は、大きく分けると3つあります。「机に向かってカリカリ……」というのはあまり得意ではありませんので、移動時間などを有効に使うようにしています。大きく分けるとポイントは3つです。

  1. 本を読む
  2. 一流の方々の音声を聴く
  3. メールマガジンやブログにアウトプットする

 今日は、1の「本を読む」についてお話しします。

▼情報収集の達人の共通点

 ビジネスで成果を出している方々を調べてみると読書家が非常に多いです。成果を出している方々なので時間にも限りがあると思いますが、「いつそんなにたくさんの本を読んでいるのかなぁ?」と思います。それらの方々の情報収集法を調べてみると、どうやら共通点があるようなのです。

 ワタミの渡邉美樹さんの情報収集法の極意は、「読まない技術」なのだそうです。

 情報収集は“すっ飛ばし”読み

 日本一発行部数の多いメルマガ「平成・進化論。」 の著者、鮒谷周史さんもよく本を読まれるそうです。鮒谷さんの本の読み方は、「緩急つけながらしっかり読むべきところは読み、そうでないところはさらさらと流し読む」ことなのだそうです。

 【進化論】私(鮒谷)の読書法

 これらを一言でまとめると、

 【重要なところはしっかり読み、それ以外のところは流す(または、読まない)】

ということではないかと思います。

▼まず森を見て、そして、木を見る

 「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、1本1本の木に目を奪われて、森全体を見ないこと、ものごとの細かな一面にこだわりすぎて、物事の本質や全体をとらえられないことのたとえとして使われます。情報収集が上手な人は「まず、森を見る。必要ならば木を見る」という情報収集能力に長けているのではないかと思います。

 わたしたちが小学校から習ってきた本の読み方は、「1字1字、ていねいに読む」です。あらゆる本に対して、ていねいに読み進めていくことが良いことだと教わっていますので、読み流すことには抵抗感がありますし、情報処理がなかなか進みません。膨大な情報を速く行うには、「情報収集の方法」自体にパラダイムシフトを起こす必要がありそうです。

 「重要なところはしっかり読む、それ以外のところは流す」という読み方をするためには、「どんな情報が欲しいのか?」を普段から意識しておく必要があるように思います(このような意識が、結果的には「わたしはどのようになりたいのだろう……」にもつながりそうですね)。

▼わたしの読書法

 わたしはもともと本を読むのが得意ではありませんでした。小学校のころの読書感想文は嫌いで嫌いで……(笑)。けれども、今は読書が大好きです。賢者の知恵がたった千円ちょっとで手に入りますしね。

 わたしの本の読み方も、

 【重要なところはしっかり読み、それ以外のところは流す(または、読まない)】

です。数年前に「フォトリーディング」という読書法を取り入れました。具体的には、

  • 本を読む目的を持つこと(「この本から○○という情報が欲しい」というような)
  • 最初に「はじめに」「目次」「あとがき」を読み、全体をつかむこと
  • 読みたいところを中心に読むこと(必要のないところは読み流す)

などなど。さらに、このような読書法を取り入れてから、

  • 全体像を把握すること
  • 本が一言で言わんとしている事を把握すること

などが短い時間でできるようになりましたし、どんな分厚い本でも抵抗なく読み始めることができるようになりました。さらに、読書だけでなく、目にしたことからたくさんの「あ、そういうことか」という気づきを得られるようになりました。目的意識を持つ習慣がつくことで、無意識の「情報収集アンテナ」が立つのでしょうね。

 こちらの本を参考にしてみてください。

 あなたもいままでの10倍速く本が読める

 あなたもいままでの10倍速く本が読める

 あなたの情報収集が、もっと意味あるものになりますように。

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