今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

367.『葬送のフリーレン』から学ぶビジネススキル(7)

»

初回:2024/06/05

 『葬送のフリーレン』を、1話づつ振り返りながら、ビジネス的な考え方を伝えていこうという企画です。

 今回は、第7話 『おとぎ話のようなもの』に基づいて話そうと思っています。

P子「『断頭台のアウラ』編の始まりね」※1

#07 おとぎ話のようなもの

 あらすじ
 https://frieren-anime.jp/story/ep07/

1.こういう時は、しっかり褒めないと

 フリーレンとフェルンとシュタルクは、北側諸国に向けて旅の途中です。フリーレンは夢の中でヒンメル達との旅での会話を思い返します。『フランメの著書に本物無し』といわれるほど、フランメ自体の存在も『おとぎ話のようなもの』になっています。

 と、そこで目が覚めてしまいました。

 フェルンが驚きます。『フリーレン様が早起きしています。こういう時は、しっかり褒めないと』

P子「ビジネススキルと何か関係があるの?」

 チームのメンバーが何か良いことをしたとき、しっかり褒めることが重要です。

P子「褒めて伸ばすのね」

 まあ、フェルンの様に褒めるのと甘やかすのを混在する場合もあるように、ただ単に褒めればよいというものではなく、これはこれでなかなか難しいものです。

P子「褒めるスキルってあるの?」

 まず、常日頃から相手の事をよく見ている必要があります。シャーロックホームズがいう所の、見るのではなく観察することが大切という事です。すると、些細な変化にも気が付きます。そして、褒め慣れていないと、気後れしてしまう事があるかも知れませんが、きちんと見える形で『しっかり』褒めることが重要です。フェルンもフリーレンに対して、『しっかり』褒めていました。
 そして、最後に言葉で褒める場合には、嘘やお世辞ではなくきちんと事実に基づいて褒める必要があります。それは、大きすぎず小さすぎずが重要です。

P子「褒めるのにも、スキルが必要ってことね」

 やはり、常日頃から褒めることに慣れておく必要があります。そして、相手をよく観察し、タイミングよく褒められるように訓練が必要という事です。

2.ドイツ語で「ウソつき」

 一行が、グラナト伯爵領に入ったところ、フリーレンが街中でいきなり杖を取り出し撃つ構えを見せますが、すぐに衛兵に捕らえられます。『魔族だ』フリーレンが言うと、そこに、グラナト伯爵と和睦の使者と名乗る魔族が現れます。『お前たち魔族は、人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣だ』とフリーレンが言います。

 フリーレンが屋敷の地下牢で拘束されている中、フェルンとシュタルクが情報を持って現れます。断頭台のアウラの和睦の使者という事が判ります。

 『言葉があるんだから、話し合いで解決するならそれでいいじゃないか?』とシュタルクが言います。

 人類の法律(民法522条)では、意思表示に対して相手方が承諾をしたときに成立すると書かれており、口約束であってもほとんどの契約は成立します。ですが、システム開発をしている中では、口約束はおろか、文章で詳細まで記載されていても、意思疎通ができていない場合があります。

P子「『バグ』じゃないの?に対する『それは仕様です』というやり取りとかね」

 多分、もっと単純な...例えば、物品の売買とかその場で解決するような口約束は、有効かもしれませんが、もっと複雑な場合は、文書に記載しておく方が良いと思います。それでも、意見が分かれた場合、誠意をもって最善を尽くす必要があると思っています。

P子「それでも色々と、遺恨が残るのよね」

3.まとめ

 葬送のフリーレンでは、名前はドイツ語が良く使われています。今回登場した和睦の使者のリュグナーという名前は、ドイツ語で「ウソつき」だそうです。そして、今回登場したリーニエは、『葬送のフリーレン』推しコマ投票結果で2位を取っているほどの人気者です。

 ≪参考資料1≫
 https://www.oricon.co.jp/news/2320513/full/
 『葬送のフリーレン』推しコマ投票結果が発表 2位はまさかのリーニエちゃん

 この『断頭台のアウラ』との戦いは、次回以降ですが、なかなか楽しみです。

P子「ビジネススキルと関係あるの?」

 ここでは楽しみながらビジネススキルを身に着けるというのが目的ですから、まずは楽しみましょう。

P子「だから、スキルの解説は無理からなのね?」

 ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「『断頭台のアウラ』編の始まりね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する