今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

112.『相棒』にみる情報収集の移り変わり

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初回:2020/11/30

1.最近のドラマは...

P子「相変わらずのテレビっ子ね」(※1

 本題に入る前に...昔からテレビ好きですが、最近のドラマも色々と手を変え品を変えやってるようです。

 例えば『この恋あたためますか』では、セブンイレブンとタイアップしてスイーツを販売していました。おかげで子供にせかされて、セブンイレブンを何件も梯子することになりました。

 また『共演NG』では、キリンとサントリーが提供していますが、画期的だと思いました。CMのオファーを出した番組制作側も素晴らしいですが、それを受けたキリンとサントリーの広報の方々も素晴らしいと思います。

 『ルパンの娘』では、橋本環奈さんが京都で代々続く名探偵一家の娘役で『ものすごく変なアクセントの京都弁』で話題になりました。今では母役の小沢真珠さんのボケにフカキョンが突っ込むやり取りや、祖母役のどんぐりさんが病みつきになってきました。

 くだらなさでいえば『極主夫道』でしょうか。単にくだらないだけではなく、ちょっぴり感動もする迷作でしょうか。

P子「恋愛もの、苦手だもんね」

 大体、会社帰りに同僚の女性とバーでカクテル...なんてシチュエーションは考えられません。近くには、大きなエビのてんぷらが売りの小汚い店しかありません。

P子「店主さんに怒られるわよ」

2.本題に戻ります...

 『相棒』では六角精児さん演じる鑑識課の米沢守が、当初からseason14 最終話まで出演されており、積極的に特命係に協力していました。杉下右京も彼の情報を頼りに色々な事実をあぶりだしてきたと思います。

 season15 第1話よりメインキャストとして登場したのが、浅利陽介さん演じる警視庁サイバーセキュリティ対策本部 特別捜査官の青木年男です。今では容疑者や被害者の情報収集、盗難車両の追跡、パソコンの暗号解析や壊れたハードディスクの復旧など、要所要所で登場してきます。

 刑事ドラマで言われてきた『現場100回』に最も近い鑑識課の情報収集能力に頼った捜査から、容疑者や被害者の個人情報、Nシステムや衛星、ナビ、暗号解読などの情報収集による捜査にシフトしてきていると思います。もちろん『現場100回』の重要性は変わりません。これは製品における品質の重要性と同じ感じだと思っています。最近の中国製品を見ても、普通に商売している製品の品質は十分高くなってきていると感じます。わざとあくどい商売をしていない限りは...という条件付きですけど。

 もちろん、番組制作サイドの都合とか、マンネリ解消などの要因もあるかもしれません。ドラマとはいえ、サイバーセキュリティ対策本部の重要性が取り上げられているというのは、そういう犯罪や情報収集の重要性が一般的にも認知されてきているというkとではないかと思います。

P子「何十年も前から、映画ではハッカーが活躍してるわよ」

 これは記憶の世界で出典が異なってるかもしれませんが、映画『ダイ・ハード』(1988年)で、金庫破りのハッカーが自分の頭の良さを自慢するシーンがありました。10万人規模の会社に勤めており、給与のドル建ての端数を自分の隠し口座に流れるようにプログラミングしていたと...。原作は読んでないのですが、1979年なので、1ドル226円程度。映画で追加されたセリフとしても、1ドル128円で、端数の平均を1ドルの半分と考えると、

 10万×128/2円=64万円

 が、毎月の給与として振り込まれることになります。原作当時なら、113万円ですね。

 再放送でも、カットされるシーンらしく、その後見たことがありませんが、憧れでした。日本の会社なら、円単位で端数カットしても毎月5万円程度にしかならないので使えないんでしょうけど。

P子「端数って言ってただけだから、100ドル単位かもしれないわよ」

 なら、毎月6400万円の収入になりますが、それじゃいくら何でも気づかれるでしょう。それに、あの話はハッカーの子悪党ぶりを表現する手法だと思います。大きなことはできないが、そこそこの悪知恵と能力があるという表現だと思いますので、60万円くらいがちょうどいいのではないかと思います。

 いやぁ、映画って本当にいいものですね。

 ほな、さいなら、さいなら、さいなら

P子「なんか色々混ざってるし~」

======= <<注釈>>=======

※1 P子「相変わらずのテレビっ子ね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

Comment(2)

コメント

AA

「給与のドル建ての端数」の話は、スーパーマンだったような...
ググってみたところ、スーパーマン3/電子の要塞(1983)でセントの端数をポッケないないしていた。
でもすぐに社長にばれてたみたい。

ちゃとらん

AAさん、コメントありがとうございます。


> スーパーマン3/電子の要塞(1983)でセントの端数をポッケないない


ありがとうございます。
この辺、本当に記憶があいまいで・・・
でも、色々と考えるな~というのが感想で『なんか出来そう』と思う時点で、ダメですね。

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