褒められ慣れよう、褒め慣れよう
こんにちは、手塚規雄です。
褒めることと褒められること。ごくごく普通のことですが、褒められることになれていない人ってみなさんの周りにいませんか?それともみなさん自身はどうでしょうか?私はちょっとずつ気にして褒められ慣れるようにしてきました。今日は「褒めること」「褒められること」をテーマとしたコラムにしました。
部下や後輩を褒めようと思っても褒めることができない...
今となってはもう10年以上前の話ですが、私が仕事で部下、後輩ができた時に上手く褒めることができない事に気が付きました。最初は単純にボキャブラリーが足りていないだけかと思っていましたが、どうもそうでもない。
・褒めるタイミングがわからない、逃してしまう
・簡単に褒めることができても、具体的に褒められない
・褒めようとおもっても何かぎこちなくなってしまう
周りから見てもちょっと変な人状態です。そこで気がついたのは自分自身が褒められ慣れていないという事がわかりました。もっと正確にいうと褒められても自分自身がその言葉を受け取れていませんでした。
謙虚すぎる人は自己肯定できていない
日本人は謙虚であることに美徳としているので、謙虚な人が多いです。でも謙虚すぎる人はいませんか?例えばどんなに褒めても、「いや」とか「そんなことない」という言葉で褒め言葉を受け取れない人です。
褒めるといっても程度はいろいろありますが、褒められ慣れていないと自分の中では褒められるほどでもない事を褒められるとそのギャップを感じてしまい、本気でそんな褒められるような事をしていないと否定してしまいます。もしくは褒められていることの恥ずかしさから否定してしまいます。褒める側からするとどんなに小さなことでも嬉しいことや感謝する事で褒めているのですが、褒められ慣れていないと自分で自分を認められていないと受け取ることができません。
もし、自分がそんな反応していると思ったらなら
自分がどういう反応をしているのか、ちょっとだけ気にしていないと気が付きません。脊髄反射や癖のように反応しているから自分自身で自覚するのは気にかけないと難しいのです。
もし自分がそんな反応していると思ったら、「ありがとう」と反応するようにしてみましょう。こんな風に反応をちょっとずつ変えるだけで褒められることにちょっとずつなれてきます。よくたとえ話であげられるのは褒めるというのはプレゼントと同じ。プレゼントをされたら普通はありがとうと言って受け取るものです。「褒め言葉」も同じでありがとうと言って受け取るようにしましょう。その言葉を否定するのはプレゼントを断るのと同じです。
そんなたとえ話から私は褒め言葉や感謝の言葉をまずはきちんと受け取るようにするようししていきました。
受け取ることができない人はプレゼントできない
褒め上手な人は褒められ上手ですが、それはいっぱい褒められ慣れていることにも通じています。褒められ慣れているから褒めることも日常の一部。だからボキャブラリー不足にもならないし、どんな褒め言葉だと自分が喜ぶから、相手も喜びそうな褒め言葉をプレゼントしようと無意識にやっています。
たまに褒め上手だけど褒められ慣れていない人もいますが、両方できない人のほうが全然多いです。それならまずは褒められ慣れよう。そのために反応を変えていこう。それから褒め上手になっても遅くはない。
仕事だと褒められることは少ない
仕事だと褒められることは本当に少ないと思います。それならプライベートで褒められ慣れてみるのもいいと思います。どんなケースでもどんなシーンでも褒められ慣れよう。そして褒め慣れていきましょう。
それだけでも人間関係が少しずつよくなっていくと思います。
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