エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

自分は一流のエンジニアになれないと思ったあと、どうする?

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こんにちは、手塚規雄です。

この業界仕事をしていると、多くのエンジニアと出会い、話をして、一緒に仕事をすることがあると思います。その時、「自分はこのレベルまで達することができないな。」と一種の挫折を味わうことがあった人、私以外にもいませんか?そんな一種の挫折が今日のコラムのテーマです。

一流になれないエンジニアはどうする?

会社や職場で一番技術力の高いエンジニアと仕事を一緒にすると

「本当に私はこのレベルまでいけるのかな」

「これほど熱意を持って技術を習得し続けることは無理な気がする」

「才能が違いすぎる」

などと感じることがあります。私はわりと早くそう感じる機会がありました。いくら勉強しても限度がある。そしてその人が持っている情熱の大きさにも勝てない。そう感じるとエンジニア失格なのではないのか?そこまで悩んでしまうかもしれません。実際、そのような理由でIT業界から離れた後輩もいました。

でも、本当にどうすればいいのでしょうか?

一流でないエンジニアの選択肢は色々ある

実際に私が見てきた選択肢ですが、だいたいこんな感じに分かれます。

1:やっぱりこの世界で生きていくことができない、転職しよう

2:一流になれなくても関係ない、ITエンジニアとして頑張る

3:単純な技術力では勝てないから、他のスキルと混ぜて総合力を養おう

4:エンジニアとして続けていくより、プロジェクトマネージャーに完全に転向しよう

5:他人は他人、自分は自分。だから他人がどうあろうと自分には関係ない

6:今の状況ではどうしていいのかわからない...。

正解はありませんし、他にもあるかもしれません。自分にあった選択肢を選んだほうがいいでしょう。6は駄目な思考に思えますが、保留は保留で大事な選択です。意識的に自分で6を選択した人に限ります。意識して5を選べる人は、今は何も選択できなくても、いつか選択しなければという意識はあります。

ただ、無意識にどれも選択していないでいる人はけっこう危険な気がします。それは保留と言うか、考えることを止めて現状維持になっているだけです。そんな人ほど後悔したり、会社のせいにしたり、環境のせいにする人が多いです。もしギクリと思うのであれば、自分なりの答えを見つけて、その答えを選んだことを胸を張って言えるようになってください。そうするだけでも意識や考え方が変わっていき、人生も変わりはじめます。

私は3の総合力で戦うことを選択しましたが、エンジニアとしては3流

私はITエンジニアとしての仕事も好きですし、プログラミングも好きです。それでもずっと努力できるか?というと私はそれが選べませんでした。だから他人は関係なく自分がやりたい道を進める人は尊敬するに値するほどすごい人だと私は思っています。人によってはそんなの当然のことと思うかもですが、私はそこまでできない中途半端な人間なのかもしれません。

そんな私でもやり方、生き方を工夫するとなんだかんだ仕事はできるので、邪道なやり方や生き方を身につけるのも悪くないと思います。

つい先日、性格診断で「プログラマーなど丁寧な仕事は向きません」と言われたのはちょっとショックだったし、ある意味納得できました(笑)

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Comment(4)

コメント

たま

スキルの複合、まさに、その通りです。

40歳を過ぎてシステム部門に異動になり、基礎的な教育もなく運用部門のエンジニアとして働くことを命じられました。
今、思うとリストラだったのかもしれません。
でも、逃げようがないから、必死に英文チャットに食いつき、プライベートを削って勉強会に通いつめました。

新卒からエンジニアだった同僚には技術では勝てませんが、監査と情報収集を武器に、知合いを山程作り、まだ、生き残っています。

トム

非常に納得しました。
私はいま30台後半です。
30台前半のときに「本当に私はこのレベルまでいけるのかな?」と言う方々と一緒に仕事をして、無力感を味わいました。悩んあげく、以下の2つ選んでます

* 3:単純な技術力では勝てないから、他のスキルと混ぜて総合力を養おう
* 4:エンジニアとして続けていくより、プロジェクトマネージャーに完全に転向しよう

中途半端な感じですが、エンジニアとマネージャー両者の思いを完全に理解できるスキルをもつことが大事かなと思ったためです。決めてから数年、、、現在はエンジニアっぽいマネージャー業務をしています。
なんだかんだで他にはないレアなキャラクタになりました。


手塚様
上記の経験を踏まえて、コラムの題材に対してリクエストがございます。
▼リクエストしたい題材
数値化しづらい業務の担当者はどうやって自分の実績・評価を数値化・アピールすべきか?
▼理由
エンジニアっぽいマネージャー業務をしてる都合上、以下のような仕事をしてます。
  * ステークホルダーとエンジニアの橋渡し
  * 営業とエンジニアの橋渡し
  * エンジニア間の認識共有
人と人の間にいることが多く、自分の実績が自分でも説明するのが難しい状態です。

匿名

文系出身な私の場合かなり早く、20代前半の新人時代にそういう人に遭遇しました。
その方は当時30代前半くらいの人でした。
コレはダメだ、早く脱ITをしようと思いましたねえ。実践はしてませんが。

その後私は、部署異動や転職やらフリーになったりの経緯を経て、様々の会社や現場で揉まれてきた訳ですが

偶然10年近くぶりにその方交えて飲む機会ができたので、技術の話をしてみると
現在の自分は、完全にその方より技術的に上であることがわかります。
今でも彼は社内では技術の人としてやってるみたいですが。

現在一流でないことと、将来一流になれないことは、完全に別です。

きちんと努力できる人であれば
現在は無力でも5年後10年後には他人からアッと驚かれる存在にはなれます。
逆に、努力を継続できなければ、落ちぶれるのも早いです。

建築や機械・電気などとは違い
少なくともITは才能に左右される部分が比較的少ない分野です。
世の技術職の中でも、努力が一番報われ、必要とされる分野だと思います。

ラマナ・マハルシの言葉に感銘を受ける者

私は諦めてフリーターしてますわ。
自殺もいいけど私には無理だし、
正直もうどうしていいかわからないし
何もしないで生きていこうと思います。

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