エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

「今年の新人は〜」という人

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こんにちは、手塚規雄です。

ここ数年は4月になると必ずと言っていいほどあるのが、新人に関するニュース。ほぼ100%が新人を小バカにする内容です。職場でもそのような話題があると思います。でも、新人の事を小バカにしている人は、自分のことを棚に上げて人のことを言えるのでしょうか?そんな疑問をコラムにしました。

誰にでも新人時代はあるし、その当時はみんな似たようなものだったはず

私自身、新人時代はけっこうひどい新人でした。上司に対してもたまにでてしまう「タメ口」がありました。新人のくせに居眠りもしていました。言葉遣いも悪ければネガティブな発言も多くあり、かなり注意されました。今ならSNSにて話題にされやすい「使いにくい新人」だったと思います。今、書いていて自分でも酷いと思う内容ですね。

でも逆に行って最初から優秀な新人なんて一握りもいるか怪しいぐらい。社会人的な常識をきちんと持ちあわせていて、仕事ができる新人はほとんどいません。むしろそんな新人に出会うのは数年に1人ぐらいの割合ではないでしょうか?それはちょっと言い過ぎかもれませんが、どっちにしろ割合としては少ないほうだと思います。

それがわかっているのに、何故このような話題があがることが増えたのでしょうか?

今年の新人が常識なしや使えない話をするのは

結論から言ってしまうと先輩社員たちのストレス解消です。普段は上司から怒られることが多いのでストレスも溜まりやすい人たちが、ここぞとばかりに新人に対して当たりが強くなります。ほかにストレスの解消ができないので、手頃な新人社員に当たります。理由もなく当たると問題ないので、何もわからない新人に対して「常識」という言葉を使ってイジメているだけです。

一方でイジメではなく新人をイジることで、新人とのコミュニケーションを図ろうとする先輩社員もいますので、「今年の新人は」という人全員が悪いというわけではありません。

新人をイジるコミュニケーション

先輩社員が新人について色々と語るのは2パターンあると思います。新人イビリをしたい人のケースと新人をイジって、新人とのコミュニケーションを取ろうとするタイプです。両方とも新人とのコミュニケーションの一貫であること、新人をネタにすることは2つとも共通していますけど、その内容がぜんぜん違います。

新人側からすると両方とも嫌な先輩になるかもしれませんが、新人をただイジメるケースとちゃんとフォローしているケースに分かれます。

フォローの有無が先輩の判断材料

新人に対してフォローがある人は新人とのコミュニケーションを積極的に図ろうとしている先輩です。逆にフォローがない人はただ威張りたいだけのダメな先輩です。フォローがなくて最初は嫌な先輩かと思ってしまうケースもありますが、何回もコミュニケーションをとることで、フォローが下手だっただけなのか、本気でイジメているだけか判断できると思います。

新人とはコミュニケーションをとりたい人が多い

色々と書きましたが、なんだかんだ新人は多くの人が可愛がってくれます。イジメる人はあんまりいないと思いますが、ごくごく少数に変な人がいるのは確かです。その中でも新人をしっかりフォローしてくれる先輩がいるので、その人を見つけて頼っていくことで社会人生活が楽になっていくと思います。

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