スキル・能力が二流三流でも活躍できる
こんにちは、手塚規雄です。
スキル・能力が一流の人は一握りの人間しかいませんが、二流三流でも活躍している人はけっこういます。多くのお金を稼ぐ人、大きな信用を得ている人、誰もが知っているわけではないけど知る人ぞ知る業界人、など活躍している人が世の中にはけっこう居ます。そんな人は普通の人と比べて「何」が違うのか？そんな疑問をコラムにしました。
技術的なもので得意な分野、好きな分野は何か気がつこう
人と比べて何が優れているのか？を考えてしまうとけっこう辛いです。それはゴールが無いからです。どれだけスキルを身につけても、ゴールは存在しないので途中で目的や目標を見失ってしまいます。それこそ一流になれば問題ありませんが、やっぱりそれは大変です。
だからこそ、得意と思う分野や好きな分野は何か？それに気が付きましょう
・プログラミングスキル（速さ、言語、アルゴリズムなど）
・システムのチューニングスキル（高速化、可用性設計など）
・アプリケーションの設計スキル（業務的な設計、仕様理解など）
などなど、一言に技術といっても色々あります。その中で細かい分野でも1つだけでも得意な、好きな分野は何か気がつくと、自然とその分野については強くなっていき、次第に自信もついていきます。
私はシステムの業務仕様を覚えること、理解することが得意で好きです。みんなつまらないと感じやすい分野ですけど、裏側を知ることに興味が湧くので。オタク気質もあって人よりどうでもいい事を細かく覚えていると言われることもあります。
次に実務作業、またはコミュニケーションスキルの中で好きな分野は何か？
仕事をする上での作業的なもの、または対人スキルで好きな分野は何か？
・ドキュメント作成（整理、フォーマット作成、文章訂正など）
・仕事の効率化（単純作業の軽減、無駄作業の撤廃、ツールの作成など）
・ルールの制定（業務フロー、規約の作成など）
・人と人の仲介（橋渡し役、調整役など）
・交友関係（組織外との繋がりの多さ、組織内の情報通など）
・リーダーシップ
エンジニアとしてのスキルとは直接関係ないけど、仕事上どうしても行う作業は色々あります。その中で好きな分野は何か気がつくことが大事になります。こちらは自分で気がつくより人から「こういうの得意だよね」「こんな事をやるのはけっこう好きでしょ？」といわれて気がつくケースが多いかもしれません。
２つを組み合わせた仕事ではなかなか負けない
好きな分野を組み合わせた内容の仕事では、他の人よりたいていの場合は人より出来る仕事です。正確にいえば２つの分野が大きな割合を占める仕事です。それは好きなことは人より伸びが早く大きいため、どうしても人よりも能力が高まっていることが多いからです。その分野では人より活躍しやすくなります。能力が平均レベルでも得意分野ではなかなか人に負けません。
あとは好きな分野は１つじゃないので、好きな分野の中で掛け合わせたもので、一番仕事の中で多いのは何か？というものが気がつくと、人より活躍する場が増えていきます。人に頼られるような凄い人は重要な仕事で好きな分野があるから人より活躍しています。狙ってやっている人もいれば、偶然そうなっている人と両方いると思いますがほとんどが後者です。狙ってやっている人はかなり優秀な人です。
著名人は何が凄いのか？
好きな事の内容が、他人がやりたがらない事の場合です。エンジニアが経営とか起業とか何かの主催や企画、などはやりたがらない。でも活躍している人は人がやりたがらないものをやって、成功して活躍しています。
スキマ産業で狙ってやっている人もいれば、気がついたら誰もやりたがらないけど必要とされている事だった。人それぞれですが、そんな人のキッカケを聞くのも面白いことだと思います。
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