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【83】媚を売るのはなぜ悪い?

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こんにちは手塚規雄です。

みなさんは上司に媚びを売るのはどう思いますか?媚びを売っている人を見るとムカつく、嫌なヤツ、自分はこんな風にはなりたくない、などと思われるかもしれません。しかしなぜ媚びを売るのは悪いのでしょうか?そんな媚びを売る行為についてのコラムになります。

 

媚びを売る人=能力が低い人?

媚びを売る人は基本的にイメージが悪い。イメージとしては実力がないのに媚びを売っているから出世して他の人の足を引っ張るというものだ。でも媚びを売っている人は本当に実力が低い人なのか?私は逆に能力の高い人ほど媚を売っていると思います。

実力が同等の場合は直属の上司と仲が良い人が出世しています。その仲の良さを作ったのは実は媚を売っていたからではないでしょうか?周りの人に気が付かれずに媚を売っている人はけっこう居ます。

そんな風に上手に媚を売っている人は本当にいるのか?そんな疑問を感じる方は視点を変えてみてみましょう。

 

媚を売る相手は別に上司以外にもたくさんいる

媚びを売る相手=上司というのが一般的なイメージですが、同僚や後輩・部下に媚びを売るのも大事です。同僚に媚びを売れば、出世する時に周りから嫉妬されるリスクが減ります。後輩・部下に媚を売っておけば地盤固めになり抵抗勢力を生み出す要因を減らすことができます。

プライベートになれば配偶者の親族に媚を売ることで家族間の付き合いも良い物になりますし、近所付き合いなら変なゴタゴタに巻き込まれる事も減るかと思います。(板挟みになってしまう事はあるかもしれません)

何かと媚を売る相手というのは多いです。

 

媚を売る=コミュニケーション術

媚を売るというとイメージが悪いのですがコミュニケーション術というとイメージがよくなります。でもやっている事は同じです。相手の話を聞いてあげたり、持ち上げたり、同意してあげたり、プライドを傷つけないようにアドバイスしたり、同意してあげたり、色々なコミュニケーション術というのがあります。でも周りから見たら媚を売っていると誤解されてもおかしくないのです。実際にそれで悩んだという話もありました。

だからこそ媚を売ること(コミュニケーション術をつかうこと)に抵抗を持たず、周りからの噂(評価)を気にしないのが一番大事だと思います。

 

じゃあ世の中全員に媚を得る必要があるのか?

究極を目指すと全員になってしまい、それはさすがに難しいし逆にストレスになってしまいます。だから媚を売る相手に基準を決めるとわかりやすくなります。

・損得が同じような人

・単純な好き嫌い

・直接接点を持つ人のみ(上司の上司や友人の友人は対象外など)

こんな風に相手を絞り込むことが大事です。もちろん媚を売る相手と売らない相手には差が出ます。でもそれはしょうがない事です。万人を好きになれというのはやっぱり普通に考えたら難しいことだと思います。

私の場合は単純に好き嫌いで選びます。好きな人には愛想よく、嫌いな人にはそんな対応をします。これは普通に多くの人がやっていると思いますが、私は顔に出るためあからさまになるだけです。会社員時代は上司が信頼できる人であったため、たままた良い結果になっただけで、嫌いな人だったら最悪だったでしょうね。

 

嫌いな人に媚びを売る必要がある場合はどうするの?

それは自分の優先順位にしたがってやってください。営業なんかは嫌な人、付き合いたくない人であっても媚を売っている人がいますよね?それは仕事を優先している人は媚を売るという選択をしているだけです。それが嫌な場合は担当を変えてもらったり、部署を変えてもらったり、もしくは会社を辞めるだけの話です。私の場合は他にも理由がありメインの要因ではありませんが、会社を辞めた要因の一つにはなっています。もちろん会社を辞めるまではある程度の我慢をしましたけど。

人間関係がストレスとなってメンタルヘルスが悪くなれば身体を壊すことと同じぐらいのリスクというのは今では完全に常識となっています。だからそんな原因がある職場からは離れるのが一番です。そんな能力がないので転職できないというのはただの良い訳ですよ。能力を伸ばす努力をしなかったその人自身の問題です。子供じゃないんだから自己責任で頑張りましょう。そこまで私は責任を持てませんがな。

 

媚を売る能力=世渡り能力

面接官に媚を売れれば転職は簡単になります。媚を上手に使えば人間関係でストレスになるリスクは減ります。媚を使い分ければ敵同士を同士討ちすることも可能です。つまりコワイ人になることもできます。なんだかんだで重要な能力だと思います。

エンジニアに限らず媚を売る(コミュニケーション術)が苦手な人が多いです。その苦手を克服する方法ですが、一度自分がどんなふうに喋っているのか録音して客観的に聞いてみると自分がどんな喋り方をしているかわかります。

そこから変だなと感じた喋り方を少しずつ矯正していくことで、ほんのちょっとずつ喋りが上手になります。喋りが上手になれば媚を売るのも上手になります。

まあ、こんな地味なことをやる人は少ないのですが、営業さんとかがやっている営業の訓練術の一つです。一人で出来るプレゼンの練習と同じですが喋りが下手、媚びを売るのが下手な人はこういう訓練をやってみるのはどうでしょうか?

 

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