エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【6】フリーエンジニアの裏の顔

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こんにちは、手塚規雄です。守銭奴らしく今回もお金の話題。

前回のコラムで話したようにフリーのエンジニアの年収に触れましたが、会社を辞めて収入が不安定なるフリーという立場。その立場のリスクと収入が見合っていないのでは?そんな意見もあるかと思います。そこで今回はフリーエンジニアの裏の顔を紹介します。

裏の顔といっても悪いことをやっているわけではありません。サラリーマンではできないある事をやっているだけです。それは何か?その答えは

「副業」

サラリーマンではないので副業という言葉は正しくないので、もう一つの事業というべきでしょう。つまりエンジニアとして仕事をやっている一方で他になにか仕事をやっているのです。そのお仕事を紹介します。

1:昼間と夜・土日で別契約の仕事をしているケース

昼間の仕事は会社に通勤する案件で、夜や土日に在宅ワークの案件をやっているケースです。または在宅ワークの案件を同時に複数対応しているケース。単純に人より多く働く分大変ですが、短期間で確実に収入を増やせます。これを年中やっていると身体がもちませんが、数ヶ月という短期間なら可能です。企業だとチームを組んでいるので複数の案件を同時に対応するのは普通の事ですが、個人で行うのはけっこう大変です。ただ慣れてくるとかなり効率的にできるので難なく出来る方もいます。やっている内容に差がない場合はコピペ対応もできたりするのです。そうするとノルマ達成までの作業がかなり圧縮できる、というのは想像できますよね。

2:土日にエンジニアのスキルを活かした仕事をしている

よくあるケースが勉強会の主催やパソコン教室、プログラミング教室の臨時講師です。これはサラリーマンでも事業でなく趣味としてやっている方もいます。ただ、お仕事として収入を得る手段にもなるのです。この業界にいるとわからないかもしれませんが、未だにパソコンのセットアップだけでお金は稼げます。それは家電量販店でパソコン購入時に薦められるサービスとして存在しているぐらいですから。他にもフリーメールの使い方、ブログ開設、SNS活用、動画作成などを教えるだけでも十分にお金を稼げます。

3:まったく関係のない事で週末事業をやっている

サラリーマンだと副業は禁止されていますが、フリーとなってしまえば禁止ではなくなります。だからこそ、誰にでも稼げる副業を堂々とやっている方も多いです。せどり、アフィリエイト、オークション、商品販売、人材紹介、代行業、個人コンサルティング、各種投資など様々です。ちなみに収入はその人の本気度で変わってきます。よくある文句ですがお小遣い程度から、どっちが本業なの?という程度まで。中には奥さん、旦那さんと一緒になってやっている方もいます。

大まかに3タイプあげましたが、最も多いのではないかと感じているのは3つ目の週末事業タイプです。自分の能力にある程度自信がある、またはフリーエンジニアは食いつなぎで起業したい方が多いので、当然の結果とも言えます。これらの情報はどうやって仕入れているのか。それはたまに参加する懇談会の時にこういった裏の顔についての話を聞くことが多いです。類は友を呼ぶのか、エンジニアだけど稼ぐことの貪欲が多い。しかし、そんな人だからこそフリーになるのか、とも思いました。

サラリーマンだと出世欲などがあっても隠したりするのかもしれませんが、フリーの方々は野望も持っているし、それを隠すような事はせずオープンにしている人種が多い。もしフリーのエンジニアにあったら裏の顔について聞いてみると面白い話が聞けるかもしれません。思いもよらない人生の転機がでてくるキッカケになるかもしれません。

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