新卒入社の会社は1年持たずに倒産。「流れよう流されよう」がモットーのエンジニア

リモートワークにおけるエンジニアの服装を考えてみる

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残暑お見舞い申し上げます。
9月になりましたが日中はまだまだ暑いです。
盆を過ぎるとこのフレーズを使っていましたが、最近では9月になっても使えるこれ。遅筆なぼくにはありがたいです。何せこのコラムの下書きのタイムスタンプが8月15日なので。

さて今回のコラム、リモートワークも加味した上でこの時期の服装について考えてみます。機能を優先するのか、様式を優先するのか、はたまたあいだを取るか。

◆企業の面接にて

今年の6月半ばから7月に掛けて転職活動のため面接が相次ぎました。
コロナ禍でリモートワークが普及したこともあり面接もリモートで行われることがほとんどでした。
オファー面談含めても訪問回数はたった2回、一度も訪問することなく内定が出ることもあり、涼しくなった夜に下見に行っていました。
面接のツールはZoomかGoogleMeetingがほとんど。Skypeというところもありましたがそれだけでイケていない感がありましたね。Skypeが嫌いなわけではありませんが。
脱線しましたが、いきなり着席から始まるリモート面接、会場に入り着席を促され5分経過後「上着脱いでよろしいでしょうか?」の一連のお約束がないため、上着なしのワイシャツネクタイ着用姿で臨みました。もちろん下はスーツのスラックスです。
考えてみれば面接担当者もリモートからの参加、必然的にビジネスカジュアルスタイルになるので(わざわざスーツ着ないわな)バランス的にもちょうどよかったと思います。
訪問しての面接の際には、クールビズの時期と言えど上着着用スーツスタイルでまたこちらもよかったと思います。5分経過後の「上着失礼して......」のタイミングを逃し最後まで着用するというミス?はありましたが。

◆過去を振り返る

エンジニアという職種は服装に無頓着だったりして、ワイシャツの下から「Iron Maiden」のロゴが入ったTシャツが透けて見え無駄に客との話のネタ作ってしまったり。それでも営業から「エンジニアはなんでワイシャツの下にカラーTシャツ着るんだよ!」という突っ込みを受けて徐々に世間慣れしていきます。
特に転職市場から遠ざかっていたここ10数年は日本的老舗企業にいたためカチッとした服装の営業とのコントラスト状態から徐々に同化していきました。夏でも初回訪問時は上着着用ネクタイスタイルです。
ただ世の中は動いているもので、営業との待ち合わせ場所にそのスタイル颯爽と登場すると、「ここクールビズ厳守だから上着脱いでネクタイ外して」って言われてネクタイをカバンに押し込んだりして、「クールビズ厳守ってなんだよ」と心の中で突っ込んでいた日々。仕事での服装は相手側とのバランスが大事。

◆新天地において

さて、8月からの新天地。リモートワーク主体ということもあり部門メンバーとの初顔合わせは入社週後半のランチ会。
初日の入社オリエンテーションの人事担当者の格好や合間にのぞいたオフィスの様子から、ちょっと崩したポロシャツスラックススタイルで臨んだが、Tシャツ短パンサンダルありのカジュアル寄りの中では若干浮いた感、新参者としてはこれでよいと前向きに考えておきます。さてリモートワークでは何を着るか?

◆こんな時代だから敢えて格好にこだわってみる

相手に姿を見せることのない、相手の姿を見ることのないリモートワーク。リモートミーティングではカメラをオフにしておけば届くのは声だけ、チャットならば声すらも分からない。
より成果が重視されるのは自明のこと、特にエンジニアという職種柄。何を着ようが着まいが関係ない。
コロナ最中の数か月前、某企業の創業会長のインタビューで「リモートでも(訪問しないでも)成果を出せる営業社員がいることに驚いている」というような記事を読んだ。(リンクを貼りたかったが見つからなかったのでご存知の方はご教示ください。)数字で評価される営業が格好であったり様式を気にかけるのはある種不思議だ。でもそうすることが結果につながるからなのだろう。
ならば、自分の姿どころか声すらも相手に届ける必要のない今だからこそ服装にこだわってみよう。
リモートワーク開始からひと月過ぎた今、仕事中は襟のあるシャツを着るというスタイルに落ち着いてきている。暑い中タンクトップのほうが快適ではあるけれど。誰にも見られることはないけれど。

ちょっと早いけれどエンジニアライフ12周年おめでとうございます!!
ロゴの数字が変わるのを心待ちにしています!!

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