5W1Hで学ぶパワーハラスメント
パワーハラスメント(略称:パワハラ)。
コロナ禍における在宅勤務での監視社会ならぬ監視会社でも相も変わらずホットだったりしますが、最近の経験から学んだことを語ってみます。
When(いつするか)
配属されてすぐの出会い頭、ないし、数年ぶりの再会時。マウントを取るなら早い方が良い。先手必勝。特に数年ぶりの場合、相手は自分とのそれを良い思い出に昇華してしまっているので効果的にマウントを取れる。
一日の中で言えば、これから仕事を始めようとする朝一番、ないしそろそろ帰宅の夕方がよい。午後いちはお互い眠くなってしまう。夜中にするのはそもそもブラック。
Where(どこでするか)
周りから見えるが雑踏で音が消される打ち合わせ机(で二人きり)。他人からは熱心に指導しているように見えるね。そこで二、三時間ほどネチネチと。
自分が絶対的な立場であれば、「俺は褒めることも叱ることも隠し事をしない」と場所問わずするのも後述の理由で効果的。
Who(誰にするか)
そりゃもちろん相手(部下)でしょ?と考えるが半分正解で半分不正解。別の部下にしているところを間接的に見せつけることにより、「次は私の番??」と言った恐怖心を与えることができる。
What(何をするか)
指導という名の下での罵倒、恫喝、無視。10回に一度くらいは食事に連れていきフォローすることを忘れない。恐怖心と依存心の相乗効果を狙おう。
箸の上げ下ろしどころか、なぜその箸かも突っ込んでおく。もちろん答えは相手に考えさせて、自分では言わない。相手が答えを言ったところでそもそも答えはないのでテキトーに否定しておく。10に一度くらいは褒めてよい。
やがて顔色を窺いながら行動するようになる。
Why(何故するか)
表向きは勿論「君のため」。ただ、パワハラする人の心理はぼくには未だわからない。している本人にとっては呼吸くらい普通のことのようにも見えなくもない。
How(如何にするか)
理不尽を理不尽と思わせないようにする。曰く「世間はもっと理不尽なものだ」。
「本質を追求すれば~」、「根本的に考えれば~」等のフレーズを用い、きちんと考えれば答えにたどり着くように見せかける。具体論になると重箱の隅をつついていく。
昨日と今日と明日でそれを変えてあげると更に効果的。「前回と言っていることが違うのですが......」の反論には「口答えするな!」と一喝。「世間はもっと理不尽......」というフレーズも織り交ぜながら。
パワハラにあってしまったら
社内外問わず逃げるしかないな、というのが現時点のぼくの答えです。命あってのお仕事。たとえ締め処理の途中であっても。なぜなの?と相手(上司)の気持ちを考えようとしても、本人ではない以上相手の気持ちは分からないと言い聞かせるしかないです。
おひさしぶりです。こんな感じでダメージを受け、夏の訪れとともに復活しつつあるぼくですが、休職からの求職中です。過去のコラムなどを見て一緒に働いてみてもよいなという方がいらっしゃったらDMお待ちしております。
コメント
ゆう
身に覚えのある事(もちろんパワハラの被害者側として)ことばかりで、
ほんとにそうだよなぁと思いました。
一年ほど前までそういう種類の人間が上司だった職場にいました。
自分の思い通りにならないことがあれば爆発し、
指示通りにして、うまくいかないと「自分で考えろ」「指示されないと動けないのか」と爆発し、
自分の判断を事前に話をしてやっても、うまくいかなければ
「そんなこと聞いてない」「指示してもないことするな」というので始末に負えないです。
自分も、この手の人間の発想や心理は理解不能ですが、
運悪く出会ってしまったら逃げるしかないというのも同意です。
けいいちっく
運悪く出会ってしまったら逃げるしかないというのも同意
→他人は変えられません、自分が変えられるのは自分だけ。全力で逃げましょう!
いつもの亀レスですみません。