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ゲーム苦手派だった私がゲームから学んだこと

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

エンジニアカウンセラー白栁隆司さんの『生き様135. 大事な事は大体ゲームから教わった~その拾参:スタックとキューとカードゲーム~』を読みました。

スタックとキューって、なんとなーく理解していたつもりでしたが、カードゲームのたとえによってより深く腑に落ちた気がしました。

ゲームからビジネスで必要なことや理論を理解するのって良いですね。

ということで、最近私もゲームを始めて、仕事に活かせそうと思うことがあったので、話題を拝借します。

ゲームを始めたゲーム苦手派の人の経緯

昨年にNintendo Switchを購入しました。発売からもう何年経ってるって?「購入しよう!」と思った日が私の中で発売初日です・・・というのは言い過ぎですが、何事でも始めるのに遅いことはありません。

Switchはゲーム機なので、ゲームをするのですが、実はゲームが苦手なタイプという私。

そもそもコントローラーを細かくタイミング良く操作するのがあまり得意では無いし、学生時代に周囲にいる同級生たちの話題がゲーム等の話ばかりでむしろ嫌になってしまったというのもあります。他にも色々理由があるのですが、そんな私でもハマっているゲームがあります。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(以降、ブレワイとします)です。操作が苦手な私でも、何だかんだでストーリーを進められているのがすごいです。そんなゲームをやり始めて、仕事でも活かせそうなこと・考え方を発見しました。

ブレワイの内容が随所に出てくるかもしれませんが、あしからず。

問題発生はイベント発生と思え

仕事をしていると何かしらの問題が発生しますよね。「要件が期日までに確定しない」「想定していた技術が使えない」「顧客との関係が悪化している」等など。問題が発生すると、気持ちが沈んでしまいがちです。

でも、ゲームで何か問題が発生した時は「イベント発生」と表現され、その後には何かが得られたり、ストーリーが進められたりします。仕事での問題発生も「イベント発生」と捉えたら、前向きに捉えられそうな気がします。

ブレワイでは、チャレンジという名前で、ゲームの目標となるイベントが与えられます。メインチャレンジはエンディングへ向かうためのもの、ほこらチャレンジは各地に隠された試練の祠というものに関連したもの、ミニチャレンジは各地にいるNPCに話しかけたりすると発生するもの等があります。それぞれのチャレンジを進めることで、エンディングへ進められたり、操作キャラクターであるリンクの体力等が増やせたり、アイテムをゲットできたりします。

仕事では、分かりやすいアイテムをゲットできることは少ないですが、要件が確定できたり、実装に必要な知見を得られたり、顧客との関係が改善し進行しやすくなるメリットが得られるはず。

難しい相手はボスキャラと思え

なかなか説得できない相手や交渉の難しい相手っていますよね。「こんなに説明しているのに」とか「様々な材料を出しているのに」等と、上手くいかないこともあります。

そんな時は、相手をボスキャラと考えてみましよう。ゲーム内のボスキャラって強いですが、どこか弱点や効果的なアイテムがあることが多いですよね。仕事の相手にも、弱点ではなくとも、理解してもらいやすくなるポイントや話を通しやすくなる状況があるはずです。それをなんとかして見つけて、攻略すると考えてみてはどうでしょう。

ボスキャラの攻略が上手くできる気がしなかったのもゲームから距離を置いてきた理由の1つ。でも、何か攻略方法があるんじゃないかと、弓矢の種類を変えたり、地上戦から空中線に持ち込んでみたりすれば何とか攻略できてます。仕事でも、ゲームほど分かりやすくは無いですが、何かヒントがあるかもと思えれば、そんなに嫌じゃない気がしてきます。

ひとりじゃない

自分で全部解決できたら・対応できたらいいけど、なかなかそうは上手くはいきませんよね。時には苦手な分野だったり全く分からない分野の対応が必要なこともあるでしょう。

そんな時は、ざっくりしてますが「ひとりじゃない」ということを思い出したいと感じました。自分しかいない、ってことは無いという感じでしょうか。

ブレワイは、操作キャラクターであるリンクがラストボスを倒して世界に平和を取り戻す、というのがメインストーリー。序盤のムービーでラストボスを見た時は、デカイしなんかよく分からないけど強そうだし、やっつけられる気がしませんでした。スタート時のリンクは寝起きで装備ゼロですしね。でも、旅をしながら、中ボス的なキャラクターとの戦いでフォローしてくれる人がいたり、操作の練習になりそうなモンスターがいたりして、「なんかできそうな気がする」と思えるようになりました。

仕事も同じかもしれません。対応するのは自分ひとりかもしれないけど、同僚や上司、顧客もいるわけだし、ひとりじゃないしなんとかなると、思っても良いのかもしれませんね。

おまけ:やってみて分かることがある

ゲーム苦手とはいえ、Wii FitやWii Sportsのようなリアルに身体を動かす系のゲームは時々プレイしていました。なので、いわゆるアクションみたいなのが苦手ということです。

「上手いことできるかわからないけど面白そうだしやってみるか」と、ブレワイを始めてみて、すっかりハマってしまいました。

自分が苦手なものもあるし、得意まではいかなくとも楽しめるものもあるんですね。

何事もやってみないとわからないなぁというのも学びでした。

ゲーム苦手派だった私がゲームから学んだこと

「〇〇というゲーム(または漫画やアニメ)が人生のバイブルだ」とか「〇〇というゲーム(または漫画やアニメ)で仕事の基礎を学んだ」とか、そういう話を聞くことがあります。

今までは「ふぅん・・・」と、懐疑的というか真面目に取り合っていなかったのですが、自分が体験してみたことで「そういう作品もあるんだ」と身をもって体験できました。

ブレワイも続けるけど、次は何しようかな。ブレワイ続編も楽しみにしつつ、カービィもかわいいかもと思ったりする今日この頃です。

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