3月8日は国際女性デーだけど
みなさま、こんばんは。Kyonです。
今日3月8日は国際女性デーだったりします。
国際女性デーについてはWikipediaを参考にするなり、ご自分で調べてみるなりしてみてください。
あえて、ここでは参考URL等を載せないことにします。自分の手を動かして調べてみることで、女性への理解のための第一歩としていただきたいからです。
国際女性デーは嫌いです
初っ端から国際女性デーのことを否定するようですが、この後を読んでください。
ペールエリック・ヘーグベリさんの提案として、国際女性デーを単なるイベントごととして今日一日だけ取り上げるのではなく、男女平等について意識を深める日にしてもらいたいとのこと。ほんと、そうだなぁと思います。
冒頭の「国際女性デーは嫌いです。1年は365日。1日だけでなく毎日が女性の日、男女平等の日であるべきだと思っているからです。」という言葉が、すべてを表していると思います。エブリディ男女平等だし、付け加えるなら性別とかも取っ払って、エブリディみんな平等であるわけです。
ということで、女性への理解のためのトピックス
前置きはここまで。
今日のコラムは、女性への理解を深められる、気付きを得られるようなトピックスを紹介します。
ちょうど先日気になる話題があったので、生理に関することです。
エンジニア界は男性ばっかだし、身近に女性なんていないもんなーと思っているアナタこそ、必読です。
生理予定日管理アプリの話
詳しいことはコチラを参照ください。また、より詳しい経緯はご自分の目で調べてみてください。
ちなみに私は生理予定日管理に関するアプリは3つと活動量計の計4つの方法を用いて管理しています。生理日管理のアプリがいくつもあって、どれが使い勝手いいんだろう?とか生理開始日の予測はそれぞれのアプリでどれぐらい誤差があるんだろう?と比較したくて、複数のアプリを利用しています。
乗換案内や天気予報等のアプリって複数あってどれがいいかわからない時、口コミを調べたり機能を比較したりしますよね。それを自分で使ってみて比較検討している人です。
そもそも生理日を管理するためのリソース(物理的にも体力的にもメンタル的にも)を割かないといけないぐらい、日々の生活に影響を与えているのが生理です。お腹が痛かったり、お腹が張って苦しかったりして、ベストが尽くせない日もあります。薬を飲めば良いってことでもなく、人によってはベッドから動けない場合もあります。
普段は隣で笑っている同僚も、もしかしたらそんな日を過ごしているのかもしれません。
最後に一言だけ。どういうことであっても、スクショを取る等して吊し上げたり叩いたり責めまくったりするのはダメです。世の中にはいろんな考え方があります。それぞれの考え方を、自分とは違うからといって、吊し上げたりしていい理由にはなりません。
知っていますか?生理の貧困
生理に関しては、『「生理の貧困」を調査 学生の約2割"生理用品 買うのに苦労"』という調査が出ました。
生理用ナプキンというものを見たことがありますでしょうか。見たことがない方は、ネットで調べるだけではなくて、実際にドラッグストア等に行って、現物と価格を見てみてください。
生理用ナプキンの値段が高いと言いたいのではありません。これを毎月購入して使用して、時には鎮痛剤も購入したりすると年間いくらぐらいの出費になると思いますか。それが1年だけではなく、閉経するまで何十年も続くわけですが、トータル何円ぐらいかかると思いますか。ちなみに、生理用ナプキンの税率は10%です。ナプキンと鎮痛剤だけではありません、生理用ショーツも使用します。時には通院することもあります。
想像してみる、自分だったらどうだろうかと自分に置き換えて考えてみる、それだけでも立派な"理解"という行動の一つです。
3月8日はみんな平等について意識を深める日に
今回は生理というテーマに絞ってみました。
生理というテーマだけでもコラムが1つ書けてしまいます、いやもっと、シリーズ化できるほど書くことはあります。また、女性蔑視発言や夫婦別姓の話等、取り上げるべきテーマの話はたくさんあります。
一見するとエンジニアとは関係がないような内容かもしれませんが、男性が多い業界だからこそ1人でも多くの人に知ってもらって、この業界から意識を変えていくこともできるんじゃないかと思って、書きました。
意識したり理解しようと行動したりするきっかけになれば幸いです。