ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

どんな目的でエンジニアを目指していい

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

手塚さんの『お金目的でエンジニアを目指しちゃダメ?』を読んで、エンジニアを目指す目的と面接で聞かれた時に何と答えるかを考えてみました。

最初のキッカケ

冒頭のコラムで手塚さんはご自身がエンジニアになった最初のキッカケをこのように書かれています。

私なんて就職活動が全然ダメで、たまたま受かったところがシステム開発の会社だっただけですから。最初のキッカケなんて何でも良いと思います。

本当のところはどうかわかりませんが、たまたま受かったところのシステム開発の会社さんが「この人ならできそう」「この人なら一緒に働けそう」と思われたのかなと想像します。

ご縁ですよ、立派なキッカケだと思います。

できそうな仕事がなかった

他人のことについて話したので、自分のことにも触れます。

私がなぜエンジニアになったかというと、他にできそうな仕事がなかったからです(他にもいくつかある理由の1つです。もうちょっとマシな理由もありますよ・・・)。

なんという消極的な理由!お金目的の方がわかりやすくて、いくらも良い感じがする・・・。

どういうことか。私も大学3回生(3年生)の時、就活を始めるにあたって自己分析をしました。得意なことがあまり思い浮かばないので、苦手なことをリストアップしました。

  • 電話対応(出来はするができれば必要最小限にしたい)
  • 人見知り(全くの初めましての方がまだマシだがどっちにしても必要以上に体力を消耗する)
  • ルーチンワーク(飽きる状態が続くと辞めたくなる・投げ出したくなる)
  • ずっと一人(人見知りなクセに一人だと消えてしまいそうになる)

ワガママか!と言われそうですが、できればこの4要件を回避しようと思うと・・・。まず電話と初対面の人と関わる系の営業やコンタクトセンター等のオペレータはダメですね、あとルーチンワークが多そうな工場のライン作業や一部バックオフィス系もダメかも。文系でもさせてくれそうな仕事って・・・で、システムエンジニアという仕事があるらしい!

これですよ。できそうな仕事が他になくてエンジニアやってる人がここにいるので、キッカケや目的なんてなんでも良いんです。自分がしんどくなく(辛くなく)続けられて、見合うだけの報酬が得られるんだったら。

◯◯が作りたいんです

もちろん、エンジニアになってこんなモノが作りたい、こんなモノで世の中を良くしていきたい!という前向きなキッカケもWelcomeです。

ぜひ、その最初の気持ちを忘れないようにしてください。忘れてもいいけど、思い出せるようにした方が良いです。

迷ったり悩んだりした時、「こうしたい」「ああしたい」という気持ちが自分を助けてくれる時があります。自分の気持ちを思い出して気付けることで、「自分はこうしたいと思っていたから、今はああしたら良いな」と前に進めるようになれるはず。

面接ではどう応える?

これから新しく働こうと動き始めると、どこかのタイミングで「なぜあなたはその仕事がしたいのか」と聞かれます。

そこで「お金目的です!」「これしか自分にできる仕事がないからです!」と応えるのは、ちょっと違うと思います。

自分が面接官で、そう言われたらどう思いますか?私だったら「自分の気持ちをストレートに伝えてくれてありがとう」と思いますけど、採用するかというと「うーん・・・」と考えてしまいます。「ストレートでわかりやすくていいね!採用!」となる場合もあるかもしれませんね、もちろんそれもいいと思います。

じゃあどう応えたら良いか?

「お金目的」や「できる仕事がない」と言っても、エンジニア以外の選択肢はあるはずで、その選択肢の中でもエンジニアを選んだわけですよね。じゃあ、その選択肢の中からエンジニアを選んだ理由を応えたら良いのではないでしょうか。

たとえば、「お金目的」の場合はこう考えてみてはどうでしょう。どの企業もデジタル化に対応し、効率化や利益最大化を目指していて、エンジニアが必要とされている(需要があるから給料高いかも?と想像)状況で、自分を試してみたいと思うから・・・のように応えてみたら、「お金目的」と言うよりは、より良い印象を持っていただけるかもしれません。

どんな目的でエンジニアを目指していい

興味ある、やってみたいな、稼げそうと思ったらエンジニアを目指していいし、目指してほしいです。

エンジニアって面白い仕事ですし、やりがいのある仕事だと思っています。だから、ちょっとでも興味があったらエンジニアという仕事をやってみてほしいと思っています。

あなたはどんな目的でエンジニアを目指しましたか?

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