ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

冬休みに読みたい大人の絵本3選

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

大人になってから絵本を読むと、子どもの時に読んだ本でも違った見え方に気づくことができます。折角の冬休みなので、気分を変えて絵本を読んでみませんか。

今まで読んでみて、いいなと思った絵本を3冊ご紹介します。

『グレース・ホッパー プログラミングの女王』

グレース・ホッパーという名前を聞いてピンとくる方ってどれくらいいるのでしょうか。私は、ある言語を使うことがあるので、その勉強の過程でこの女性を知りました。

ある言語とはCOBOLです。グレース・ホッパーはCOBOLを開発した人の一人で、この絵本はそんな彼女の伝記です。巻末には彼女の具体的な説明を文章で書いてあるという工夫があり、もうちょっと詳しく知りたいと思う大人も満足できる作りでした。

「ラテン語の勉強に苦しんだ」というエピソードは親近感がわきましたし、「年齢を理由に退役するも(おそらく定年退職)、すぐに「帰ってきてくれ」と言われて現役復帰し、それから約20年近く働いた」というエピソードは「すごく必要とされていたんだ」と思いました。あと、有名なバグのエピソードも載っていました。

プログラミング言語を開発した人の話はとても興味深かったです。それに女性エンジニアという切り口で見て、ロールモデルとしては偉大すぎる気もしますが、どこか背中を押してくれるような気がしました。

『Toad has Talent』(Richard Smythe(リチャード・スマイス))

自信がないヒキガエル(Toad)が、森のコンテストに引っ張り出されて、思いがけない力を発揮して、優勝するというストーリーです。「自分が気付いていないだけで、みんな素晴らしい才能・力を持っているから、何かチャレンジしてみよう!」というメッセージを感じました。

個人的に好きな番組『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK Eテレ)で紹介された絵本の1つです。番組オンエア翌々日に書店に探しに行ったら、海外の出版元からお取り寄せになったのはここだけのエピソードです。

ちょうど自信を喪失していた時期に手にしたので、かなり心に響きました。英語勉強中の私が洋書を読んでみよう!と実際に手にするきっかけになった本の1つでもあります。

今のところ日本語未訳のようなので、洋書でオール英文の絵本です。英文とはいえそんなに難しい単語はなく、辞書なしでも大体読めますので、英語の勉強の息抜きにもおすすめです。

『わすれられないおくりもの』(スーザン・バーレイ)

名作なのでご存知の方もいらっしゃるかも。

みんなから愛され、慕われたアナグマが死にます。その時、みんなは大変悲しみ途方に暮れるのですが、アナグマはみんな一人ひとりに"おくりもの"を遺していきました。その"おくりもの"から、「幸せとは何か?」「死とは何か?」を考えせてくれる絵本です。

「何のために仕事しているんだろう」「生きるって何だ?」「私はどこに向かっているんだろう?」と思っている方やそうでない方も、テレビやパソコン、スマホの電源を切って、美味しい飲み物を用意して、じっくり読んでみてはいかがでしょうか。

また、家族が集まるお正月だからこそ、自分や親が亡くなった時どうするか?を考えようという話を聞いたことがあります。この絵本を読んでから、そういうお話をすると、スッと入ってくるかもしれませんね。

年内最後のコラムになります。2019年も大変お世話になりました。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

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