高校~社会人の情報学基礎知識講座

1学期末テスト解説(大問5~7)

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時間通りに出せると思うとか言っておいて結局間に合わないの草生える。
その時間何やってたんだといわれると動画作ってました。ニコ動専門なんだけど、最後に作った動画が7年前でびっくりした...。
当時はVocaloidで替え歌を歌ってもらったシリーズ作ってた。昨日一昨日は1日1本動画を作ったけどVoiceroidでお酒紹介とか料理イベント混ざったりとかしてました。

こっちの原稿も書きなさいよw
この動画制作で得た知見は勉強動画を作る際に有効利用されることでしょう...。


友人が受験してくれて受験者が1名増えたので5~8にはその回答も含めた値で割合出します。


大問5

遠隔地との情報伝達の方法として、スピードが速い順に1~4の順位をつけなさい。※各手法の伝達条件として理想的な条件が整っているが、伝達距離は十分に遠いものとする。

ヘリオグラフ>腕木通信>伝書バト>伝令

元は「情報の伝え方の変遷」https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/03/post_7.html でそこで紹介されている動画を見ると出てきます。
ラストのほうのまとめだけ見るのでも可。
これらが情報伝達としてどんなものかが想像できない場合は各項目をググってください。

以下の用語のうち、1つについて調査し、解説せよ。また、参照した資料・サイトURLは記載すること。 用語:単層パーセプトロン k-近傍法 決定木  

元は「AIについて」https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/03/ai.html の補足とキーワード検索のテストみたいな形として出題。
それぞれの詳細については各キーワードを参照してもらうとして、「内容に不備がない」(まぁほぼコピペだろうけど)と「サイトURLに記載されている内容が正しい」(コピペったんなら引用元として載せてね)というセット。AIのテストとして点をつけているけどちゃんと引用できるかという著作権の実践テストという面もある。

自身が知っているSNSサービスを1つ答えよ
自身が知っているSNSサービスにおいて発生した炎上事件を1つ紹介せよ。また、参考にした資料・サイトURLがある場合は記載すること

元は「炎上に対する情報リテラシーを考える。」https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/03/post_9.html 

1名「SNSはやっていません」という方がいらっしゃいましたが、問題原文は「知っているSNS」なので適当にtwitterあたりを答えていただければそれで充分でした。
問題文の読み違えにご注意ください。(とはいってもWeb画面上でスクロールしながら解くってちゃんと読むという行為と相性最悪なのよね...)
炎上事件についてもバイトテロ2件、トランプの発言炎上1件、住所特定1件、木村花さん事件などバリエーションがある集まり方をしました。
これらを先例にしながら炎上しないように(炎上商法というのもあるからうまくコントロールできるように)しましょう。


大問6

下記の立体円グラフ図を見た際、データを読み取る事に対してどのような問題点があるか指摘しなさい。

元は「グラフの描き方~クソグラフ撲滅委員よりグラフ作者の皆様へ~」https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/03/post_10.html

作問のためとはいえクソグラフを作るのは心にキましたわ...いっそどこまでクソにできるか別ベクトルで楽しみを見出しかけた...

ダメポイントはそれこそいっぱいあるんだけど...
・タイトルがないので何のグラフかワカラン
・同一割合であるはずの青と灰色の大きさ違いすぎ
・立体かつ離れているせいで大きさ比較に使えない
・というか最大と最少の差が8%程度で円グラフにするな
・サンプル数が書いてなくてどのくらいの調査だったのかワカラン
などなど。言葉が違ってもこれらの内容に準じる内容を3件書いてくれると10点。2つで6点。


大問7

図は令和3年1月の交通事故発生件数である。(交通事故統計月報(令和3年1月末):https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032053258&fileKind=1より作成) 以下の問に答えなさい。 (1)北海道は「札幌」「旭川」「釧路」「函館」「北見」の5つに分かれている。これらを合計した北海道全体の値はいくつか。 11件中6名正答

前問の続きである。47都道府県の事故発生件数の平均値を求めなさい。小数点第3位で四捨五入し、小数点第2位まで求めること。 11件中4件正答

前問の続きである。47都道府県の事故発生件数の中央値を求めなさい。 11件中5件正答

実はあとから「計算にExcelやGoogleSpreadSheetなどを用いてもよい」という文言を追記した。
ぶっちゃけ使ってくるだろうというのが前提でした。
最初期に手計算で出していただいた方にはごめんなさい。
あと、平均値は「相加平均値」と細かく指定するべきでした。

元は「データの収集と表し方」https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/03/post_11.html 

統計の意味自体は中学校数学の範囲なのでそれに従って計算できるかの問題。
Excelだったら後ろ二つはAverage関数とmedian関数を使えば一瞬ですらある。自動採点を使うため、小数点以下の桁数まで細かく指定した。


とまぁ一通りの模範解答は提示しました。

受験いただいた11名の皆様、問題を見ていただいた多数の方々、ありがとうございました。
次回2学期編はもっと多くの参加者がとっつきやすいように頑張ります。

予定では次週より2学期編を開始いたします。
2学期編も引き続きよろしくお願いいたします。

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