高校~社会人の情報学基礎知識講座

炎上に対する情報リテラシーを考える。

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情報リテラシーと炎上についての意見が欲しいというコメントをボットちゃん様より戴いたので補足として記載します。

まず基本的な考え方として、「SNSは仲間しかいない場所ではない」つまり「オープンな場所である」、「それをみる相手も人間である」認識が足らない場合があります。

どのような偏見にまみれたことも考えるのも思想の自由であると言えばそうなのですが・・・、人通りの多い場所で大声でそのような偏見にまみれたことを叫んでいる人間がいたら通報するとかツッコミ入れるとかしません?。(あるいは危ない人間は関わらないよう避けるでしょう)

そして言った本人は自分及び仲間内の数人しか見ていないというクローズドな場所と勘違いしている人が結構いるようで・・・。


https://togetter.com/li/1559342

で、世の中には「正義中毒」という概念もあるわけです。インターネット上のコメントで「何言ってんだこいつ?」となった相手については「馬鹿にしてよい」と考える人間がそれなりにいる、ということを知っておくべきでしょう。特に「他人の自由を侵害することを良しとする旨」のコメントは炎上し易いと個人的に考えます。それは「よりよい環境を作る」という言葉を掲げた迫害である場合が多々あるからです。そして迫害に対しては声を上げて反撃しなければどんどん窮屈な世界になることを実感している人たちがいるのです。迫害を受けてきた民が。そして正義の敵は別の正義。

迫害に対抗するのが正義の方々も強い口調で喧嘩を売ってしまう(自分が正義と思ってるのでよくある)事から全面戦争になったり。

正義だと思って暴走すると「特定」と呼ばれる「誰がやったのかを追跡・公開する」人間が現れるのも特徴。
内容に因ってどのように向き合うかスタンスを決めておくとよい。


炎上の実例として「宇崎ちゃんは遊びたい」の献血PRポスターの事例なんかが面白い。

https://togetter.com/li/1417572

思いつく限りの派生形が出ているので上記まとめのまとめから個別のまとめを見てみるといい。 個人的に許容範囲外でさすがに止めねばまずい、と思ったのは「宇崎ちゃん取り止めないなら献血許否しよう!特に男性、ただしい脳による判断ができるかどうか試されています。」の発言ですね。献血で抜いた血自体がそんなに長期間保管できない以上、定期的に健康な人から提供を受けないといけない訳です。オタクを毛嫌いするのは個人の勝手で済むけれど、献血拒否を呼びかけるのは人命救助の観点から見て許容出来ません。


それはそれとして炎上するということは問題点を周知させる機会になるという面もありーので難しい...。

https://togetter.com/li/1416865


なお、そろそろまた知名度が上がってきそうなので過去の炎上事例キーワードとして「バカッター」「バイトテロ」を記載しておく。
これは2013年くらいから「不適切とされる投稿」として公共の場での不適切な行為をした写真などが炎上することになった事例を指す。

特にアルバイトなどが仕事中に不適切な行為をした画像・動画を投稿することにより閉店までしてしまった事例などもあり、アルバイトがそういった不適切投稿を行うことをネットスラングでバイトテロと表現したものがそのまま定着した。

逮捕者もいまだにちょいちょい出てきているので是非上記キーワードで検索して先人の轍を踏まないようにしてほしい。


地味に炎上と紐づくキーワードとして「リベンジポルノ」もキーワードとして覚えておくべき。

性的な写真は撮らせない、を徹底するべき。



なお、インターネットトラブルは炎上に限らないんだよなぁ...。ということで総務省の資料も見てほしい。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html


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