高校~社会人の情報学基礎知識講座

共通テスト解説1次日程 第二問

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引き続き夏休みの代わりに共通テストの解説していくぞい。

問題の公開についてはこちらを参照。
https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/kyotsu1/mondai/mondai/1322552_4948

解いてみると良いですよ・・・。

大問の前提文から、以下の条件がわかります。

  • 色の組み合わせは最大で9C4=126パターン(子供60名のため、62パターンは使用されない)
  • 一人最低3枚は塗っている

問一

アイ:10min=600secより、600[sec]/30[枚]=20[sec/枚] 
ウ:3 (1回の比較がアイの1/4なので比較時間はT/4に収まる。また、作業時間1時間を加えて 1+T/4)
エ:0 (隣り合って現れる :2021/4/9訂正 子供から回収した塗り絵を纏めて預かった、という未記載の前提に立っており、一般常識では考慮に入れていいことでも、論理計算的な分野で考慮していい条件とは思えないなぁ... @nagataki 氏より指摘を受け、確認したところ[工夫1]にて「値の小さい順に書いたメモを作り、(中略)絵に貼る」、[工夫2]にて「数の小さい順に絵を並べ替える」と記載があり、4桁の数として扱うことができます。※3色以下は3桁として別枠。よって同じ4色の組み合わせは並び替えた後なので連続することが確定する。)
オ:1 (199 全部で200枚、最初の1枚との比較で残り199枚。)

問二

カ:2 (それぞれの子供が少なくとも3枚の絵を塗っている)3色以下で塗ることで判別が難しい組み合わせが4名であること、前提に「それぞれの子供は少なくとも3枚の塗り絵をした」とあるため最少で12枚になるため。
キ:3 (図中の組み合わせでX,Y,Zに属せないものとしてC,DがWのものとして確定。これよりWの色組み合わせは1,3,4,6で確定。そのためAも候補に入る。また、一人最低3枚は塗っている原則に従うため3枚)
ク,ケ,コ:1,4,5 (B,E,Fなので対応するものを選択)
サ:5 (F)
シ:2 (キの時に解説済み。)
ス,セ,ソ,タ:1,3,4,6 (キの時に解説済み)
チ:0 (A)
ツ:1 (B)
テ:4 (E)

問一としては作業量の計算の話になるのだが、情報学的な意味になるとソートアルゴリズム的な話とかのイメージが強いかな...。
処理の簡略化をした、という点では情報処理として認めていいんだけど...
まぁ・・・ソートアルゴリズムやらって高校範囲じゃないしなぁ...


1学期期末テスト受験者募集中

https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hfukkoshi/2021/04/1.html

現在受験者5名。→7名
問題見て受験しないでやめてる方結構いるっぽい?

全問必答としていたところを、解答に穴があっても受け付けるように変更しました。
受験お待ちしております。


2021/4/9追記

エンジニアカウンセラー白栁隆司様より受験の報告と紹介をいただきました!
https://el.jibun.atmarkit.co.jp/korezama/2021/04/korezama0087.html

(個人情報の観点から、吹越の側からご本人の報告なく受験いただいたことを公開できなかったのです。)

公開されるや否や最速で受験いただきました!
吹越の設定ミスでやり直していただいた際に転記ミスがあったようで、吹越の設定ミスがなければ80点は行けたと思われます。
一部問題には画面表示されるたびにランダムに選択肢の順序を入れ替える設定を入れてあるので、その辺の影響です。

ちなみに吹越、あと9日で情報処理技術者試験(この間落ちた安全確保支援士)なので胃が痛い...

アンチハラスメントポリシーの話とか、謎の勉強会のお話とか面白かったです。
https://bookmeter.com/books/510123

高校くらいの時にこの本を読んだなぁ...という懐かしの思い出が蘇りましたw...。

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