海外経験なしで通訳案内士!ガジェット活用による英語学習法!

「英語で『仕事を』する」フェーズ(その4)Feedlyでサイトの巡回を効率化する

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 今回は、「英語で『仕事を』する」フェーズ(その4)として、人気RSSリーダーFeedlyを取り上げます。例によって、記事で「仕事」とあるところは「仕事または趣味」と思ってお読みください。また、仕事では腰を据えて取り組むので、本コラムで取り上げているガジェットだけではなく、PC、Mac、タブレットも活用します。

 RSSとは、サイトの更新情報を配信するためのデータです。たとえば、本コラムのRSSフィードはこちらになります。RSSフィードを購読することによって、複数のサイトの記事を効率よく読むことができます。

■Feedly

 Feedlyは、Google Readerのサービス終了に伴って一挙にメジャーになった感があります。使っている機器が多くなってくると、各機種でRSSフィードを登録するのは煩雑すぎるので、RSSフィードを一見管理するのに使われています。Feedly純正のアプリの他、サードパーティ製のアプリも数多く存在します。

 筆者はかつて職場ではiPad2のFeedlyアプリを使って記事を購読していましたが、仕事ではPCやMacをお使いの方も多いでしょう。Mac App Storeでは純正アプリが公開されていますし、Windows 8ではサードパーティ製のアプリがあります。また、ブラウザでFeedly公式サイトを開くと、自動的に自分が購読している記事を読むことができます。

 FeedlyのMacアプリは正直言ってあまりできがよくないので、筆者はMacではもっぱらブラウザでFeedlyを利用しています。

■Feedlyで英文記事を読む

 これまで何度も申し上げていますが、日本語の記事だけ読むよりも、英語の記事を読む方が質・量・早さの点ではるかに有利です。仕事に関する記事は、なるべく英語で読むようにしたいものです。

 たとえばIT系の場合、英語記事を邦訳して公開しているサイトがたくさんあります。しかし、翻訳は2週間から1カ月くらい遅れているようです。しかも、翻訳者に自由度を認めているサイトもあり、元の記事と比べると問題のあるものもあります。元記事にない副題・リード・中見出しが追加されるのはよいとしても、記事から逸脱した内容であるものが散見されます。そうした訳に限って、訳出しにくいところは省いてしまっていて、ニュアンスが変わっている場合が多いと感じています。そのため、筆者は、ある邦訳サイトはまったく読まなくなってしまいました。

■英文斜め読み

 英語の長い記事を読むのは大変ですので、斜め読みの方法をご紹介します。全体を眺める訳ではないので、斜め読みというのは適切でないかもしれませんが。記事にもよりますが、英文はパラグラフライティング(paragraph writing)している場合が多いので、それを利用した効率的な読み方が可能です。

 パラグラフライティングとは、1つの段落で1つのトピックだけを扱う書き方です。おそらく、日本の小中高等学校ではパラグラフライティングを教えていないと思うのですが、英語圏では普通だと思います。

 トピックセンテンスは1段落に1つであることが一般的です。では、どこにあるかと言えば、ほとんどの場合は段落の最初です。最後に置かれることもありますが、途中に置かれることはほとんどありません。というより、途中に置くのはよくないスタイルです。

 もうお分かりだと思いますが、効率的に読むには、各段落の最初の文だけをまず読めばよいのです。あとは、必要に応じて読んでいきます。

■FeedlyでPocketに記録する

 しっかり読みたい記事に出合ったが今は読む時間がない、ということもよくあると思います。そうしたときには、Pocket(もとのRead It Later)に記録しましょう。

 Feedlyアプリにも、ブラウザでアクセスしたときも、Add to Pocketボタンがあります。

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