情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【弘法言語を選ばず】

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■原典:

 弘法筆を選ばず

■意味:

 原典と同じ。優秀な人は、開発言語を選ばない(何でも出来る)ということ。

■解説:

 「広報筆を選ばず」という場合は、別の意味に使われますが、ここでは、原典と同じで、優秀なSEは、顧客要件に最適な言語を的確に選択できるということ。ただし、組織でシステム開発する場合は、誰でも保守できるようにすべきで、優秀なSEしか判らないシステムは作るべきではないと思います。

●用例:

 

川伊さん

聞いた?フルイ電機様の改善依頼で、物尻主任が、HTML5対応で、システムを作ったんだって。

 

現木さん

でも、既存のシステムって、クライアント・サーバー方式じゃなかった?

 

川伊さん

それには手を付けずに、今回の改善分だけ、Web化したんだって。

 

現木さん

お客様は納得しなかっただろうな。

 

川伊さん

今回の改善分は、半分お試しということで、格安にしたって。使い勝手に問題なければ、既存システムを切り替える提案をするらしいわよ。

 

現木さん

さすが、物尻主任だね。クラサバもWebも何でもありだね。

 

軽井主任

「弘法言語を選ばず」だな。

 

川伊さん

軽井主任も、「所選ばず」出てくるもんね。


登場人物と相関図

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