【触らぬPGに祟りなし】
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■原典:
触らぬ神に祟りなし
■意味:
とりあえ動いているプログラムは、触らなければ、余計な災いを受けることもないということ。
■解説:
コードが気に入らない、とか、処理方法がスマートじゃない、とかいう理由だけで、動いているプログラムを変更したりすると、余計なトラブルに巻き込まれるという意味。基本的に原典と同じ。
実際は、処理が遅いとか、バグっているとかの理由で修正が必要になることは、ままありますが、そういうときに限って、担当が回ってきたりするものです。
●用例:
現木さん。この間、すごいトラブルに巻き込まれてましたけど、なんだったんですか?
ああ、ヨソノ工業様から、ちょっと思いついた機能があったので入れてほしいという要望があってね。
それで。
プログラムを変更したら、なんかおかしな動きをするようになって。とりあえず元に戻したんだ。
原因は分かったの?
マルチタスクで同時にコールされたときの処理に問題があって、それも潜在バグ。変更前は、たまたま、処理が早く終わってたから現れなかっただけなんだ。
それで、テスト環境で動かしたときも、問題なかったんだね。
そういうこと。結局、潜在バグも合わせて修正する羽目にあったよ。
「触らぬPGに祟りなし」ってか。
今回ばかりは、実感ね。
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