【論より祥子】
■原典:論より証拠
■意味:
1.原典と同じ。言葉で説明するより、証拠を示したほうが説得力がある。
2.ぐだぐだ論じるより、祥子ちゃん(女性)の意見が通る、という例え。
■解説:
発音が微妙なので、注意して使い分けましょう。
意味1.
SEの世界では、証拠=事実と、想像はきちんと分けて説明しないと間違った結論を導くことになるので注意しましょう、という意味です。
特に、よくあるのが、事実と推論を混ぜて説明する人がたまに(? )いるということです。その場合は、事実なのか、想像なのか、聞き出して整理しないと間違った結論が導き出されてしまいます。
トラブル解析時に、原因の切り分け作業を行っている場合、想像が混ざると、どうしようもなくなります。きちんと事実を積み上げないといけません。
意味2.
説明するまでもなく、女性には勝てないということです。
●用例1:
帳票システムが昨日からうまく動いていないんです。
動いていないというのは、何が、どのように動いていないんだい。
帳票が出たり、出なかったりしているんです。
もう少し落ち着きなさい。出たり出なかったりというのは、同じ帳票がなのか、同じプリンタで起こっているのか、時間帯なのかログインユーザー単位なのか、いろいろとケースがあるでしょ。それに、今まで動いていたものが急に動かなくなったのなら、なにか変えたところはないのか? など、調べた? まず、「論より証拠」といって、事実確認する必要があるよ。
わかりました。情報を整理します。
●注意:
先の用例では、「論より証拠」と原典を使いました。あくまで、トラブルで逼迫している最中に、腰を折るような発言は不謹慎ですから。といっても、発音すれば同じなので、区別がつきませんけど。
●用例2:
やっと、トラブルが落ち着きました。
そうか。じゃあ、飯にでもいくか?
それなら、お好み焼きでもどうよ。あそこのミックスは最高にうまいよ。
僕はガッツり、焼肉かなんかがいいな。
最近行ってないから、焼き鳥がいいな。安くてうまいよ。
牛丼がいいな。焼肉でも焼き鳥でもいいよ。ミックスもおいしいし。
川伊さんは、どこがいい。
パスタがいいな。
決定!