【三人寄ればモンチッチの知恵】
■原典:三人寄れば文殊の知恵
■意味:
平凡なSEが3名寄って、いろいろと議論しても、しょせんモンチッチ(猿)レベルの知恵しか浮かばない、という例えです。
■解説:
SEの世界では、いろいろなことわざがありますが、これは批判的な意味合いを含んでいます。原典の「三人寄れば文殊の知恵」では、平凡な人でも3人もいれば、何かしらの良い知恵が浮かぶものだという例えですが、こちらのほうは、平凡なSEが3名よって、いろいろと議論しても、しょせんモンチッチ(猿)レベルの知恵しか浮かばない、という例えです。SEの場合、人形相手に独り言を言っているだけでも、良いアイデアが浮かぶ場合もありますが、逆に、何人いても解決できないケースもあります。そのような場合に、今回のことわざが当てはまります。
●用例:
あのチーム。朝から3名で対策会議しているみたいですけど、何か進展しているのかな?
どうもうまい方法が導き出せないみたいだな。こういうときは、早井さんに相談すれば、きっと良いアイデアをくれるのに。ああいうのを、「三人寄ればモンチッチの知恵」って、言うんだよ。
なんですか? その「なんとかモンチッチ」って。
あの3人がいくら知恵を絞っても、よいアイデアは生まれないってことだよ。
なるほど、って。理解したら失礼ですよね。ところで。なんで、すぐに、早井さんに相談しないんですか?
早井さんは、優秀なんだけど、「自我じーさん」だからな。
「自我じーさん」って、なんですか?
それは、次回のお楽しみ。
番宣かよ。
●注意:
当然、批判的な意味合いを持っていますので、上司やお客様向けに使ってはいけません。あくまで、同僚、後輩などに、指導する場合に使いましょう。
モンチッチという響きと、笑顔で接することで、現状打破のアドバイスができます。
●悪例:
朝から、部長、課長、係長が集まって、経営会議を開いているみたいだけど、どうも、芳しくないみたいですね。
「三人寄ればモンチッチの知恵」だからな。
軽井君、何か言いました?
今日も残業だーーー! 働くぞー
勢いだけで、ごまかしたな。
●登場人物:
新人川伊:(かわいさん):多様なことに興味がある新人OL。いろいろと気がつく。
物尻主任:(ものしり主任):会社の裏事情まで良く知っている先輩主任。
軽井主任:(かるい主任):呼んでもいないのに話に入ってくる、お調子者。
古株部長:(ふるかぶ部長):少し頑固で、言い出したら聞かない子供のような部長。
コメント
MCC
モンチッチに失礼だ。
ちゃとらん
> モンチッチに失礼だ。
あー、そういう方向は、あまり考えてませんでした。
少なくとも、人が3人も集まって、議論しているのですから、
SE3人 ≒ モンチッチ ≒ サル
という図式で、無駄な会議を批判する事が目的だったので、どちらかというと、SEに失礼だという批判は覚悟していたもので。
まあ、モンチッチという響きがかわいらしいので、許してください。(^_^)ゞ
ヒフミヨえん
≪…三人寄れば文殊の知恵…≫を、[三文字寄れば文殊のヒフミヨ]に生るとか・・・
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