絵文字ってマジありえないんですけど……
◆あけおめメール
あけおめ!! ことよろー!!
わたしの世代では、こんな略語で新年のご挨拶をしております。これにお正月の絵文字などをつけて送るのが風習です。その後に続くのが「どこの初売りに行く?」ですね。初詣なんかどうでもよくて、初売りの方に興味があるわたしって……。リズリサの福袋をゲットして新年が始まりました。リズリサかわいいよリズリサ。
こんなどうでもいい感じのわたしですが、今年もよろしくお願いいたします(どうでもいいついでに新年なので写真も変えてみました。いかがでしょう?笑)。
◆新年早々、メールに悩む
だいたい友人から回ってくるメールは、絵文字が大量に搭載されているわけですよ。
「🗻あけおめ🗻✌ことよろ✌😃😊」
で、わたしの返信はこんな感じです。
「あけましておめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします」
絵文字要素皆無!! えぇ、友人の間では有名になっております。
「森姫のメールは基本、黒い」
絵文字・顔文字を使わないメールは俗に「黒メール」と呼ばれているそうです。わたしは絵文字・顔文字が苦手で一切使いません。ゆえに黒メール。
自分でも思います。もっときゃぴきゃぴしたメールでもいいのに……。
◆なぜ絵文字を使わないか?
一言で表してしまうと「チャラい」からですね。チャラいって言い方がチャラいんですけど……(笑)。要するに「軽い感じがするからいやだ」ということです。
わたしがインターネットでメールを始めたのは、ちょうど10年前です。今でこそなくなりましたが、当時はメールの「文字化け問題」が深刻になっていました。半角カタカナを使うと文字化けするというものです。絵文字はケータイの一部には搭載されていましたが、それらをPCで受信すると文字化け。文字化けしたメールを受け取った方にとっては、はっきりいって気持ちのいいものではありません。わけの分からない怪文書なのですから。
文字化けしたメールをいただいてぞっとしたことがあります。原型のない怪文書。幼心に、ホラー映画かと思いました。
その時のトラウマがあって、いまだに「絵文字=化ける」という図式が頭にあります。
「化けたらどうしよう……」
と思って、怖くて絵文字を使えません。
◆もう1つ
あんまり詳しくないので、批判もどうかと思うのですけど、最近のライトノベルをちらっと見ると、なんと文中の表現に絵文字・顔文字が使われているのですよね。これには驚きました。
例えば
「彼の言葉にわたしは頬を赤らめた」
という表現を
「///」
で終わらせているのです。例文が下手で申し訳ないのですが・・・。
これはこれで表現の一種だと思うのですが、個人的には「なんともったいない!!」と思います。表現することの醍醐味を一瞬で消し去っているのです。
慣れていないせいでもあるのでしょうか。とにかくこの表現が気持ち悪くてしょうがないのです。
簡潔に表現するという意味ではよいかもしれませんが。けど……けど……
「表現というものはそんなに軽くない!!(怒)」
……なんて、固い発想。
◆しかくいあたまを……
まるくするのは難しいので、三角ぐらいにしましょうかね。
「使い方さえ間違わなければ、絵文字はかわいい」
表現をまるっと絵文字にするのではなく、文末にさりげなく追加する程度なら、かわいく見えるのではないのか?
例えば、
「あけましておめでとうございます🗻。ことしもよろしくおねがいします✌」
というように。
たぶん、自分が苦手意識をもっているのは「絵文字にすることで文章独特の表現が失われること」であって、それさえ回避すれば大丈夫!!
文字化けに関しては……今ならもう大丈夫だろうということで、これは慣れるしかないですね。なるべく全キャリア大丈夫な絵文字を選んでおります。もちろん、PCに送るときは顔文字で代用。
これでようやく黒メールからは脱却!!
もう
「森姫メールは黒メール」
なんて言わせない!!
◆好きです
そんなわけで、絵文字をぼつぼつ使い始めているここ半年。
改めて自分が友人に送ったメールを見ると……
ぞわぁぁぁぁぁーー!!(サムイボフラグオン)
なんだこのチャラいメールは!!
好きです、黒メール。
そんなわけで、今年の目標は「絵文字・顔文字を適切に使い分けること!」です。レッツ若返り!!
余計な心配ですが、こういう絵文字・顔文字を使っている人たちは、ビジネスメールで苦労しないのだろうか……。
はい、余計なお世話ですね。