ロリィタからギャルへの転職

転職活動

» 2009/09/25

◆転職＝婚活？ 婚活なんかしたことない！！

　転職は婚活と似ています。

　というのは、わたしが書かなくても誰か書くと思うので、あえて書きません。そもそも婚活なんてしたことないから似ているかどうか？ なんてことはわたしには分からないです。

　ではどういう表記がいいのか。「転身」とにているのではないか？ という結論にいたりました。

　歌舞伎町から六本木に移るぐらいの勇気がいる……。と書いても、体験したこともないことを書いてもしょうがないので、実際の転身談から「いかに転職が大変か」についてカミングアウト！ します。

◆カミングアウト！

　わたし、ギャルになる前はロリィタでした。

　乙女な格好が大好きで……。そりゃもう、いろんなロリィタ服をきてましたね。ロリィタといっても種類っていろいろあるんですよ。世間に知れ渡っている代表的なものだと「甘ロリ」とか「ゴスロリ」とか。甘ロリ→ゴスロリはそんなにむずかしいことではないんですけどゴスロリ→ギャルはすごい難しかったですし、ハードルも高かったです。

　　なぜかというと……、

◆ギャルになるために

　都会だと、原宿→渋谷の間は1駅だから、簡単だと思われがちです。けれど、実際自分がギャルになる時は……

• 洋服総とっかえでお金がかかる（ギャル服って布の割に高い）
• 髪巻くのに時間がかかる（コテで巻くのって技術と時間がいる）
• 渋谷歩くのに心の準備がいる（渋谷アウェーな感じ）
• 周りを説得することに苦労する（この年でギャルって……(笑)）

というのが苦労話。これを転職に置き換えると……

• 移動にお金がかかる
• 履歴書を書くのに時間がかかる
• 退職願だすのに心の準備がいる
• 周りを説得することに苦労する

ですね。苦労ばっかりです。一言で総称するのが「めんどくさい！！」なんですよね……。転職も転身も。

◆秘めた可能性

　「じゃあ、今のままでいいじゃん！！」と終わるのが普通かもしれないです。が、わたしがギャルになった理由というのは、ロリィタの時に、

　「もっと自分にはできる格好とかあるんじゃないのか？」

　「若いからもっといろいろなことに手をだしてもいいんじゃないのか？」

と考えたからです。上記のハードルを全部越えました。

　「もっと自分の可能性を確かめたい！！」

　それだけの想いです。あと、勢いです。勢いって、実は重要なんですよね。

◆しかし

　現実はそんなに甘い訳がない。ギャルに転身したのはいいけど、後悔の嵐。

　またロリィタをやろうとしても、髪の毛の色と巻きはなかなか戻ってくれない。なにより、1つのことをきわめていないので中途半端な気がする。

　もう、後悔、後悔、また後悔。

　「ある日、目覚めたらギャルになりたくなっていた」

なんて理由でギャルになるんじゃなかった！！ 雑誌、小悪魔agehaにのっているきらびやかな人々を見ながらため息の連続でした。でも、そんな自分が……

◆好きです

　こんな馬鹿な自分でも好きですね。後悔はしましたが、自分を嫌いにはなりませんでした。

　勇気出してチャレンジしてよかったと思います。それまで自分が案外巻き髪にあってないとか思わなかったですからね。体験しないとわからないことは世の中多いのです。

　このように、転身（転職）にはリスクがありますが、やっぱり「発見！」もあるわけですよ。

◆しかし、実際の転職は

　今回は転身で置き換えてみたんですけど……、転職となると転身よりもハードル高いですよね。

　ロリィタ→ギャルの転身は修正効くし、個人の勝手というところもあるのでいいんですけど……（それ以前に、ロリィタとギャルってどこか通じてる部分があるので戻りやすい）。

　転職っていろいろな人が絡んでくるからそうそう簡単にできるわけではないです。

　もし、このコラム読んでいて「転職しようか悩んでいるんだけど～」な方は、

　「転身とは違って、他の人もいろいろ迷惑する」

ということを頭に置いていただきたいです。それを承知の上で決めてください。

　別に転職を推進するわけではないのですが、残るしろ、転職するにしろ、自分の進んだ道を後悔することなかれ！！ ですね。

　わたしもギャルになったことは一度は後悔はしましたけど、なんだかんだで続けてます。だって、選んだのは自分だから。

　後悔したからには、次に後悔しないように頑張る！！