髪盛ってるから森姫

Android最前線!(5)

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◆さらっと「Android最前線」前回の記事紹介

 勉強会の終了後の感想。横のつながりの大切さについて触れました。最終話は勉強会の後のお約束、懇親会での会話を余談チックに書きます。

◆飲み会の席のWebデザイナーさん

 勉強会の後はもちろんのように懇親会がありました。家庭の事情で懇親会は出ない予定だったのですが、たのしかったので出席。「IT業界各種とりそろえております!」のような面子で夢のような時間でした。たまたま隣に座ったWebデザイナーさんと職業感のお話になりまして。

 「Webデザイナーってかっこいいと思って就職してくる子がいる」

という話を聞きました。プログラマも同じで、

「プログラマってかっこいいと思って就職してくる子がいる」

と返したら、

「やっぱりこの業界って“かっこいい”で入ってくる子が多いよねー」

 そんな感じでお酒がすすみながらお話をしました。

◆「PhotoShopを扱えるとなんとなくかっこいいという錯覚に陥る」

 この言葉を聞いた時に、あぁ、確かに……と思いました。PhotoShopを起動してなんとなーく使っている姿を見ると、ついつい「かっこいい」なんて思っちゃうんですよね。わたしも同じことを思います。って書くとデザイナーさんに怒られちゃいそうですけど。実際にやっぱり専門ソフトを扱っている人って一般人からみると、「かっこいい」と思ってしまうんですよね。

 なにかの記事で「女子社員が男性社員がDOS窓開いてコマンド操作している姿にきゅんとした」というのを読んだことがあります。

 同じ業界からすれば「DOS窓ぐらいでときめくか? ふつー」と思うんですけど、それが普通なんでしょうね。

◆好きです

 でも、「かっこいい」と思うのと、「ふーん」で終わるのはちょっと違いますね。そこで何か志してくれると、とても良いIT業界の人になれると思うのですが。

 とかいうわたしも……一番最初に書いたと思うのですが、恋した人がプログラマで、やっぱりプログラマを「かっこいい」から思ってスタートしたんです。

 「何か知らないけど、プログラマって魔法使いみたいにすごいんだー!! かっこいい!!」

 こんな女子がIT業界にいられるのも、「かっこいい」だけで終わらなかったからだと思います。恋しちゃったから、IT業界にいられるんだと。しかし、最初のコラムで書いたようにいろんな壁にはぶちあたったんですけど。

◆「へこたれない子」がどこの業界でも伸びる!

 「かっこいいだけが業界じゃない。汚れ役でもかってでなきゃね」

と、デザイナーさんはおっしゃいました。デザインだけが仕事ではなく、それらに関わる人間関係やお金関係は必ずある。それらを全部できてこそ、Webデザイナーはできる!!

 「特にへこたれない子って伸びるよね」という話になりました。

 いくら叱っても、へこたれずにちゃんと学ぶ姿勢を見せる、そんな子はこの業界では間違いなく伸びる!!

 わたしもIT業界には5年以上いますが、「業界が肌に合わない」といってすぐにやめた人というのは、諦めが早かったように思えます。諦めが早いというのは若干語弊がありますね。うーん、いろんな意味で飽きるのが早いといいましょうか。業界に飽きちゃって、技術以外の仕事内容になじめなくて、なかなか認めてもらえなくて、「あぁ!もうめんどくさいから辞める!!」という人ですかね……。主観ですけど。

 と、ここまでかっこいいことをさんざん書いてますが、わたしも「かっこいい」だけで仕事しちゃって、1年で会社辞めちゃったんですけどね……。

 最初に入った会社の人間関係が非常に面倒、業務内容さっぱりわからない、プログラムを組んだとしても「ふーん、だから?」としか言ってもらえない。さっき書いた「すぐやめてしまう人」の三拍子がすべてそろっています。

 でも、転職はすれども同じ業界にいる。なぜか? 一度離職して思ったことが、

「やっぱりプログラミングやりたい!! 仕事でやりたい!!」

だったからです。今も業務内容がわからずおどおどろしてますが、やっぱりIT業界にいたいのです。伸びたかどうかはわからないですが、へこたれてもまた復活してきたからIT業界にいられるんじゃないでしょうかね?

◆憧れから始めるのもいいけども

 いろんな考えの人がいて、IT業界にいる人が必ずしも先述したような思考で動いているわけではありませんが、1つの業界でずっと生きていこうと思うなら、やっぱりへこたれないこと、汚れ役も買って出ることが重要なんじゃないかな? と思いました。

 道を貫いている人はやっぱり「かっこいいな」と思います。でも、それは表向きで裏ではすごい苦労をしていることを忘れてはいけないのです。

 最初は「憧れ」。つまり「かっこいい」からはじまってもいいけど、「苦労」がついてまわることを「1つの業界で生きて行こうとしている人」にいいたいです。

◆お酒と懇親会

 話はちょっと変わって、会社以外の横軸を知ることは案外重要です。視野が広くなりますね。お酒にも強くなれます!(笑)

 懇親会は「IT業界裏話交換所」というような場所ですね。案外怖い場所ではないので、勇気を踏みだして参加してみるのがいいと思います。

◆終わりに

 5回にわたってAndroid最前線という記事をかかせてもらいました。さすがに1週間かかりましたけど……。書くのに。

 感動したとはいえ、5回はひっぱりすぎですね。すいません、以後気を付けます。仕事コラムのはずが、仕事とは関係がなくなっている感が否めないので、次回は仕事のことを書きます。

 これを書いている現在、実はわたしの身にとんでもない事件が?!

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