地方エンジニアが感じる地方・中小企業での悩み

お客様にAI活用からのメリットを伝えられるのか

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 やはり今年も早いものでもう一年の半分が終わろうとしています。これから夏を迎えようとしているところには合わないセリフですが、気が付けば折り返し地点です。仕事柄、新しい話題を追いかけていることが多いですが、それもあって本当に時間が過ぎるのが速いです。

 今の自分の業務として、AI をコーディング以外で活用する領域を詰めているのですが、コーディング以外においても AI の凄まじさは毎日体感しています。個人的にはコーディングの部分での活用は別の人に任せていることもあり、プリセールス的な部分や業務的な部分においての活用を探っているのが主なタスクです。調べていると、提案書を作るとか設計書を起こすとかが、もう AI に取って代わられているのを痛感しています。

 特に私は Microsoft 系サービス、主に Power Platform 周りを主戦場としていることもあるのですが、Copilot を組み合わせることで必要なタスクの負担が格段に減っていることを体感します。Copilot Cowork が提供開始され、読み取れるファイルの種類が増えたため、zip ファイルにパッケージングされたソース一式をもとにドキュメントを生成する、または自社のテンプレートドキュメントに必要項目を埋めていくことが、Cowork に指示してしばし放置しておくとできてしまいます。もちろん望む 100% の結果となるわけではなく、まだまだ試行錯誤や人間の手直しが必要な個所はあります。それでもすべてを人間が行うよりも圧倒的に高速にこなすことができています。

 同じように Copilot Studio のつい最近利用が可能になった新機能を用いると、これまで構築が大変だった AI に指示をしてファイルを作成させるようなエージェントの処理も、Copilot Studio 上で構築することが非常にやりやすくなりました。自分のところでは Copilot を操作するコネクタの登場が非常にありがたく、これのおかげでドキュメント生成させるエージェントが物凄く簡単に作成できています。作成した結果は一時的にクラウドストレージ上に保存され URL が返答される形ですが、それでも十分にすごいことです。

 ただ新機能に対して触りたてということもあり、これまでの機能との住み分けや付き合い方が自分の中で見えていないのが課題です。これまでの機能が Classic と呼ぶことになるのが一抹の不安を感じますが、そう簡単に消えてくれないことを願うばかりです。このあたりは自分の頭の仲が追い付いていないため、Classic 機能でないと構築方法が見えてこないのが実情です。個人的には Classic ではなく機能 A と B みたいな区分けにしてくれれば安心できるのですが、そのあたりは Microsoft のサービスではよくある話でもあります。

 ただ、このような技術や製品の進歩を実感してはいますが、それを自分たちのビジネスに生かせているかとなるとまた別の話ではないでしょうか。SI ビジネスをやる側としては、単純にかかる時間が減ったからと言って提供する価格を減らすことは可能な限り避けたいものです。必要な時間が短縮できることしか利点がなければ最終的に金額を下げることでのみ適用できるのですが、それを始めてしまうと体力勝負を避けられません。このあたりは経営者とか商品開発といった領域に携わっている人にぜひ聞いてみたいのですが、AI を活用したとしてそれを価格以外に生かせる項目は何があるのでしょうか。本当であれば、そこを自分なりに考えて自分の答えを見出していなくてはならないのですが、まだまだ自分には見えていないものでもあります。

 お客様から費用をもらい開発や導入・運用を行う私たちのビジネスで、AI の活用はどのようなメリットを生み出せるのか、早急に見つけ出さなくてはいけないのでしょう。相手に対して自信をもってメリットを伝えられるようになれば、える場面も増えていくのではないか、そう考えていますので早いうちに自分なりの回答を見つけられるよう、努力していきたいところです。

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